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なんでわからないの?すれ違いの恋愛が起きる理由

なんでわからないの?すれ違いの恋愛が起きる理由

大好きだったはずの男女がすれ違い、互いの気持ちがわからなくというのはよくある話です。しかも、それは付き合い始めたカップルだけでなく、長年連れ添って酸いも甘いも噛み分けたはずの夫婦の間でも生じる可能性があります。どうやら、男性と女性では根本の部分で思考パターンや感性が異なり、それがすれ違いを生む原因になっているようなのです。ここでは、男女のあいだを断絶させかねないその差異について解説をしつつ、愛するふたりがずっと仲良くやっていくためのコツを紹介していきます。

こんなに違う…男女の違いがすれ違いを生む

ものの考え方や感じ方というのは基本的には脳の構造に起因します。そして、男女の脳を比べた場合、両者にはかなりの違いがあることが分かっています。そのなかでも、まず目につくのが脳梁の差異です。脳梁とは左右の大脳を結ぶ神経の束ですが、これが男性に比べて女性はかなり太いのです。また、男性の言語中枢は左脳に集中していますが、女性の場合は左右の脳に分散しています。そのため、女性は複数のことを同時に処理するのが得意で、しかも、コミュニケーション能力に長けているという特徴があります。それに加えて、感情の情報を左右の脳に行き来させる前交連も女性のほうが太いのです。男性よりも女性のほうが、喜怒哀楽がはっきりしていて感情的になりやすいのはそのためだといわれています。その結果として「彼女の思考は飛躍していてよくわからない」「なんで急に怒り出すのか理解できない」という具合に男性を困惑させる状況を招き、男女の溝を生む原因となるわけです。

それに対して、男性の脳は論理的で情報処理能力に優れている一方で、ひとつのことだけしか集中できずに他人の感情を読み取るのが苦手な傾向があります。その結果「私のことをほったらかしにして仕事のことばっかり」などといった不満を女性が抱くことになってしまうのです。

さらに、男性は怒りや恐怖といったネガティブな記憶に関与する扁桃体が発達しています。そのため、嫌なことを思い出すと扁桃体が刺激されてアドレナリンが出やすくなり、攻撃的な行動につながる場合があります。それに対して、女性の場合は短期記憶を司る海馬の発達が顕著です。海馬は短期記憶を喜怒哀楽といったあらゆる感情に結びつけることで長期記憶に移行させます。そのため、嫌なことがあっても、女性の怒りは男性ほどストレートではありません。その違いはストレス発散方法にも現れています。男性は嫌なことがあると怒りを発散させるためにひたすらスポーツに打ち込んだり、自分の世界に閉じこもったりする傾向が強いですが、女性の場合はみんなで集まっておしゃべりに講じたりするのを好みます。

ほかに注目すべきは神経伝達物質の違いです。男性は女性に比べて恐怖や怒りを感じやすいのですが、不安感に関しては女性のほうが敏感だと言われています。それは安らぎを生みだすセロトニンという神経伝達物質が男性に比べて不足しがちだからです。そのため、恋愛をしていると女性は恋人と一緒にいることでセロトニンを放出させて、安心感を得ようとします。逆に、恋人と離れるとセロトニンが不足して不安感にさいなまれることになります。ところが、男性は女性ほど不安に対して敏感ではないため、四六時中彼女が一緒にいようとすると、ちょっと鬱陶しいなと感じたりする場合が少なくありません。

以上のように、男女のすれ違いはどちらが悪いというよりも、埋めがたい性差が原因となっている場合があるのです。とはいっても、もちろんすべての男女に当てはまるわけではなく、それぞれ個人差があります。そこで、とりあえずは自分や彼が上記のどれに当てはまるかを考えて、すれ違い解消の糸口にしてみてはいかがでしょうか。

なんでわからないの?すれ違いの恋愛が起きる理由

恋愛のすれ違いを防ぐためにできること

男女の違いがわかったところで、それを前提としたすれ違いの予防策をいくつか紹介していきます。

まず、大原則として重要なのは、そもそも男性と女性では別の生き物であると認識することです。そもそも、すれ違いというのは、恋人を自分の半身だと考え、自分と同じ価値観を持っていて当然という想いから生じるものです。逆に、男女は別の生き物で価値観が異なるのは当たり前という考えを常にもっていれば、腹が立つことも少なくなるでしょう。もし、喧嘩になった場合は男女の違いを念頭に置いて、その原因を探っていけば冷静になれることも多いものです。そして、冷静になったあとにどう軌道修正すれば男女の溝を埋められるかを考えてみましょう。

そして、次に大事なのは相手を受け入れることです。恋人同士で考えが食い違ったときは、ついついカッとなって相手の価値観を否定してしまいがちですが、それでは溝は広がるばかりです。相手の行動や考え方が理解できなくても、まずはそれを受け入れる姿勢を示すことで、逆に相手もこちらの価値観を受け入れてくれる場合があります。たとえば、彼が仕事に没頭して自分の相手をしてくれない場合「仕事と私のどっちが大事なの」と迫るのではなく「お仕事がんばってね」といたわりの声をかけてあげれば、彼もこちらのことを気遣いやすくなるのではないでしょうか。

さらに、価値観が異なっているのであれば、とことん話し合うのもひとつの手です。ただし、自分の考えを認めてもらおうとするあまりに、相手を言い負かそうとしてムキになってはいけません。そんなことをすると、本格的な喧嘩に発展してしまいます。そうではなく、お互いの価値観を確認し合い、相容れない部分に対して妥協点を模索していくのです。「ここはふたりの意見のあいだをとって○○にしましょう」「そっちは譲るから、こっちは私の意見を呑んで」などといった感じです。そうすれば、お互いの価値観を尊重しているという実績が積み上がり、価値観が違っていること自体に不満を覚えることも少なくなってきます。そのうえで、何かをするときに相手の意見を聞くという段取りを忘れないことが大切です。「たぶん、彼ならこうするだろう」などと考えて無断でやってしまい、それがありがた迷惑になる場合があります。そうなると「やっぱり、あいつは俺のことを何も分かっていない」などと思われて再び価値観の差がふたりの溝になってしまいます。逆に、そのつど確認を怠らなければ、こういったすれ違いを防ぐことは可能です。

男女が恋人同士になるのは当然、惹かれあう部分があったからです。しかし、男性と女性にはそれ以上に、異なる部分が数多くあります。したがって、恋愛のすれ違いを防ぐには、お互いの異なる部分を知り、それを尊重し合う姿勢が大切なのです。

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