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彼との価値観の違いはどうやったら乗り越えられるの?

彼との価値観の違いはどうやったら乗り越えられるの?

付き合い始めの頃はただ相手のことが好きで気にならなかった部分が、一緒に過ごす時間が増えて相手の存在に慣れてくると、これまで気にしなかった部分が目につくようになります。料理の好みやお金の使い方、果てはバスタオルの使い方まで些細な価値観の違いがやがては大きな亀裂となり、最終的には二人の仲を引き裂くことも珍しくありません。価値観の違いはどうして許せないのでしょうか。どうすれば違いを乗り越えて関係を維持していくことができるのでしょうか。

なぜ価値観が違うと許せないのか?

興味のない相手が自分と違う価値観を持っていてもなんとも思わないのに、大好きな相手だと些細な違いが気になってしまう、そんな経験は誰しもあるでしょう。またそうした違いが付き合い始めた最初の頃には、まだ自分の知らない相手の未知の部分として神秘的なものに感じられることも珍しくありません。それなのに付き合う期間が長くなってくると、そうした違いは「価値観の相違」として否定されるものとなり、頭を悩ませる日常の厄介ごととなって積み重なってきます。

こうした段階を見ても分かる通り、相手との関係が深まるほどに認められず、許せなくなってくるのが価値観の違いです。私たちは自分に関係のない人が理解できなくても気にしませんが、身近な人が理解できないと不安を感じます。自分に身近な人は自分を理解してくれる人であってほしい、自分の人生に肯定的な存在でいてほしいと多くの人が無意識に感じるのでしょう。

人の価値観はこれまでの生活環境や人生経験によって形作られるものです。価値観の違いとはそのまま歩んできた人生の違いといい換えることもできます。身近な人と価値観のズレが生じると、これまでの人生や生き方を否定されたように感じてしまいます。また相手に受け入れられていない、と感じることにもなるでしょう。価値観の違いとは突き詰めれば生き方の違いであり、これからの人生を共に歩んでいこうと考える相手ほどその差が気になってしまうのは、当然ともいえるのです。

彼との価値観の違いはどうやったら乗り越えられるの?

そもそも同じ価値観の人なんていない

忘れてしまいがちですが、そもそも自分と全く同じ価値観を共有している人というものはこの世に存在しません。同じ環境で生まれ育った兄弟や双子でも価値観が異なるのですから、20年以上別々の環境で育ってきた男女が違う価値観を持っていることは、当然のことでしょう。しかしながら私たちはこの当然を忘れてしまいがちです。好きな相手だからこそ自分の好きを分かち合いたいと思うのですが、それが行きすぎてしまうと分かち合う「べき」だと考えるようになってしまいます。

このように考え出してしまうと、価値観の違いが2人の関係に大きな溝を生み出すきっかけとなってしまいます。相手が私に合わせる「べき」だ、と考え始めてしまうと、いつしか自分の価値観ばかりを相手に押し付けてしまい、相手が自分に合わせることだけを強要することになってしまうのです。異なる価値観を押し付けられた相手は息苦しくて、とても一緒にやっていけるものではありません。最終的には「価値観の違い」から別れることになってしまいます。

大好きな彼だからこそ価値観の違いで別れたくない

最初はお互いに相手を気遣っていたものが、いつのまにか自分の価値観の押し付け合いになってしまい、お互いに息苦しくなって別れてしまう。「価値観の違い」から別れる男女のほとんどが、このような経験があるのではないでしょうか。そうならないためにも、一緒にいる期間が長くなるほどに、相手のことを理解しようと努力することが欠かせません。

相手を理解するためには話し合うことが一番です。自分では理解できないと感じることでも、相手がそれをする理由を知れば理解できるようになるかもしれません。またどうしても許容できないことがあるならば、それを口に出すことも大切でしょう。こうした会話はデリケートで非常に気を使うものではありますが、関係がギクシャクしているならなおさら行いたいものです。大事なことは「お互いが平等に言い合える環境」であることです。自分だけが相手の嫌な点を述べるのでは、言われるほうはたまったものではありません。最初に「これからお互いの嫌なところや直してほしいところについて話をしよう」と告げておくことで、互いに心の準備ができて相手の意見にも素直に耳を貸すことができるようになります。

違う価値観を認め合うことは、これまでの人生を承認し合うことでもあります。相手と価値観が違うからといって、自分の生き方が否定されているわけではありません。これからも長く同じ道を歩んでいきたいと思う相手だからこそ、これまでお互いが歩んできた道のりを知る努力を惜しまないようにしましょう。

価値観の違いを理由に別れる前に

私たちが価値観の違いを問題にするのは、相手のことを自分にとっての親しい人と認めるからです。身近な人だからこそ自分のことを理解してほしいし、自分を受け入れてほしいと思うのは人間の当然の欲求といえます。しかしながらここで気をつけてほしいのは相手と価値観が違うからといって、自分が拒否されたり否定されたりしているわけではない、ということです。価値観はこれまでの経験が集積したものであり、他の人と異なることはごく当たり前のことだとまずは認めましょう。人の数だけ価値観があるといっても過言ではありません。

この点を理解できないと、自分のことが好きなら、一緒にいるのなら、自分の価値観に合わせる「べき」だという思考に陥ってしまいます。お互いに相手が自分に合わせるべき、と考えてしまうとうまくいかないのは目に見えています。それぞれが自分の価値観を押しつけ合うばかりで、相手のことを理解しようともしないのですから当然です。そうなると価値観の違いを理由に別れてしまうのは必然でしょう。

そうなってしまう前に、相手と違いがあることを理解したうえで話し合うことを恐れてはいけません。私たちは人間ですから、話し合うことで問題を解決することができます。そのためには言葉だけでなく自分自身を変える勇気が必要です。相手に嫌な点を直してもらうだけの話し合いは、結局は自分の価値観を押し付けることと変わりありません。相手も変わり自分も変わる、そうして少しずつお互いを変えていける関係になれれば、価値観の違いなどといった些細な食い違いも2人で乗り越えていけるのではないでしょうか。

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