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人間関係とは何?この哲学的な問題を4つのポイントから解説

人間関係とは何?この哲学的な問題を4つのポイントから解説

職場や近所、家族など集団に属すると必ず人間関係が生まれます。そのため他人との関係性に悩んでいる人も多いことでしょう。悩みの渦中にいるとなかなか人間関係について冷静に考えられないことがあります。しかし一歩引いて客観的に現実をとらえられるようになると何が自分に足りないのかが見えてくることでしょう。今回は人間関係におけるメリット・デメリットを紹介し、あわせて人間関係を良好に保つためのコツや好かれる人の特徴などを幅広く解説していきます。

人間関係によってあなたはあなたでいることができる

人間関係で疲れていると「自分ひとりになりたい」「どうして他人が存在するんだろう」といった考えが頭をよぎるかもしれません。しかし一歩引いて人間関係というものを見つめてみると私たちに対してたくさんの宝をもたらしてくれることがわかります。人間関係が良好である場合、私たちはいつも以上にやる気が出たり幸せを感じたりすることができるでしょう。これは人間が社会的な動物であることが起因していると考えられます。集団で生活する動物の多くは集団から離されて孤立すると弱ったり活動が不活発になったりします。老齢のラットを使用した動物実験では集団で飼われたものと単独飼育されたものとでは後者の脳に機能低下が見られました。(※1)このように集団で暮らす動物では他者との関係性が健全な状態を保つために必要不可欠な要素だとわかります。あなたの周りには反りが合わない人も尊敬する人もさまざまいることでしょう。しかし、どんな人でも関係性を持つことで少なからず脳が刺激を受けて私たちが私たちらしくいられる手伝いをしているのだと考えてみてください。嫌な人でもそれを反面教師にしたり苦手意識を克服したりして自分を成長させる糧にできます。人から学べることはたくさんあるので現在人間関係に頭を悩ませていたとしてもずっとひとりでいたいとは思いこまないようにしましょう。少しずつでも誰かに相談したり趣味の友達を作ったりと他者と関わり合いを持つことが大切です。

人間関係とは何?この哲学的な問題を4つのポイントから解説

人間関係によって発生する苦悩とは

私たちはまったく同じくコピーされた人間同士ではないので考え方の違いや相性といったものがあります。中には私たちとは真反対の思想を持っている人や私たちの幸せを不幸せだと感じるような人もいるかもしれません。すでに述べたように人間は集団で生活する社会的動物の一種ですが、周りの環境によって良くも悪くもなりえるのが特徴です。魅力的で尊敬できる人々と接していれば自然とそのようになっていく確率が高いですが、逆に他者を見下したり暴力を振るったりする人たちの中で生活していればいずれは同じようになってしまう恐れがあります。人間はひとりでは生きていけない以上衝突を避けるために少なからず周りに合わせる必要があります。悪意に満ちた人と付き合うことで性格がだんだんと悪くなっていき、他者に対して優しい気持ちになれない自分になってしまうのです。性格として定着すると改善するまでに多くの時間と努力が必要となるので極力悪意ある集団の中に入らないことがベストです。しかし1度集団の中に根を張るとなかなか自力では抜け出せないこともあります。気づけたのならより悪くなる前に誰かの手を借りてでもその場から抜け出すことが最良の選択です。また人間関係で生じる苦悩のひとつに仏教用語の八苦のひとつ「怨憎会苦」があります。これは嫌な人とも生きていれば必ずといってよいほど会わなければならないという意味の言葉です。怨憎会苦では多くの場合すれ違い程度の出会いではなく社会生活を共にしなければならないため、衝突やストレスが避けづらいのが特徴です。相手の性格を変えることは至難なので自分の心持ちや考え方を改める必要があります。

永遠のテーマ?人間関係を良好に保つ方法

誰とでもできるだけ良好な関係を保ちたいと考えるのはごく自然なことです。人間関係を良好に保つ秘訣は相手との距離感をちょうどよい程度に保つことです。「家族には家族の」「友達には友達の」「同僚には同僚の」適した距離があります。家族でもパソコンや携帯電話の中身を見ないことや同僚にはプライベートの話を根掘り葉掘り聞かないことが、程よい距離を保つには重要なポイントです。また広く浅い付き合いは相手の嫌なところを見なくて済みますし自分の嫌なところを見せずに済むので良い関係性を保つには有効的な方法とされています。しかし、このやり方では他者から深く学べなかったり信頼関係が構築できなかったりするデメリットも存在します。広く浅くというよりは付かず離れずの関係性を続けていく方が、結果的に良好な人間関係を長続きさせられることでしょう。人間関係の悪化は感情に起因するケースが多くあります。ささいなきっかけで嫌悪感や嫉妬心が生まれることは珍しくありません。感情をコントロールするのは難しいですが、自分に自信を持ったり他者とは比較しないように心がけたりすることで無用な負の感情を抱く必要をなくしていきましょう。感情は一時的な心の揺れだと理解できれば感情に振り回されたり一喜一憂したりしなくて済みます。人間関係に関しては「他所は他所」「家は家」の考え方がプラスに働くことでしょう。

人間関係の悩みとは無縁な人の特徴とは?

あなたの周りに人間関係でつまずいたことがなさそうな人はいませんか?そのような人は相手とのコミュニケーションを1段高みから見ているという特徴があります。つまり「相手は何がしたいのか」「何を望んでいるのか」を想像しながらコミュニケーションをとっているのです。そのため自然と周りから人が集まり誰かから嫌われたり誰かを嫌ったりすることが少ないといえます。そのような人を観察しているとさまざまな勉強になるでしょう。「笑顔を絶やさない」「あいさつをきちんとする」「相手の話に耳を傾ける」「自慢話や愚痴をいわない」など人に好かれやすい行動を自然にしていることがわかります。また程よく鈍感でささいなことを気にかけていなかったり相手が粗相をしてもすぐに許したりすることもわかるでしょう。人を許すことも哲学的なテーマのひとつですが、今すぐそのような性格になれなくても近くにモデルがいるならできるだけ真似してみてください。人間関係は私たちにとって大変重要なものなので良い方向に変われば今見えている風景が一変するかもしれません。今すぐにすべてを行うことが無理でも、できる範囲で少しずつ実践してみてください。

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