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よい言葉は心のサプリメント
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生き方・教養
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■うつむいて歩くより、上を向いて歩くほうが心は晴れる

『よい言葉は心のサプリメント』
[著]斎藤茂太 [発行]二見書房


読了目安時間:14分
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いちばんやさしそうで、いちばん難しいことは、
自分の眼の前にあるものを、
自分の眼でしかと見るということです。
(ゲーテ/ドイツの詩人)

 自由がありすぎるために、かえって時間をうまく使えずに、何をやっても楽しいと思えずに、鬱々(うつうつ)とした日々を過ごしてしまっている人がけっこういる。「自由がありすぎるあまりに、不自由になる」。逆説的な言い方に聞こえるが、これはひとつの真理であろう。

 おなじような話だが、幸せはそれを見つけようとやっきになって努力しているうちがいちばん幸せだともいう。

 希望の大学に入るために、遊びや趣味をがまんして一心不乱に勉強する。そのときはたしかに苦しいし、放り出したくなるときもある。その苦しさややめてしまいたいといった気持ちを鼓舞するのは、「大学に合格すれば、いくらでも遊べる」「いまを乗りきれば自分の夢がかなう」という希望に満ちた意志の力である。

 その結果、合格して夢がかなった瞬間は、まさに天にも昇るうれしさだ。けれども、そんな浮かれた気持ちはいつまでも続かない。あれほど夢にまで見た大学も実際に入ってみると理想とはまったく違っていたということもありうる。受験勉強から解放されて、堂々と遊べるようになったが、いざ遊びまわってみても、それほど楽しいものとも思えない。

 むしろ、睡眠時間や遊びをがまんして、勉強していたときのほうが充実していて、「あのころの自分はすごかったなあ」と懐かしく思い出したりするものだ。

 よく、「やりたいことがなかなか見つからない。こんな自分はダメなのだ」などという人がいるが、それは違う。自分にはまだこれからそれを見つける楽しみが残されているのだと、ワクワクした気持ちでいてほしいものだ。
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