読みたいトコだけ買える本。
犬耳書店
初めての方へ 記事一覧 無料登録 ログイン
0
50
kiji
0
0
1000291
0
よい言葉は心のサプリメント
2
0
0
0
0
0
0
生き方・教養
お気に入りとは?

お気に入りボタンを押すとお気に入りリストにこのページが追加されます。興味のあるページ・気になったページを後から確認するのに便利です。

お気に入り お気に入り
■善いこと悪いこと、平均すればみんなおなじ

『よい言葉は心のサプリメント』
[著]斎藤茂太 [発行]二見書房


読了目安時間:13分
この記事が役に立った
0
| |
文字サイズ


僧侶は悪魔に
勝ちを譲る。
(タイのことわざ)

 夫婦ゲンカには、非難やなじりあいも、また遠慮や気兼ねも役に立たない。少なくともお互いにコミュニケーションを図ろうとすれば、ともかく相手の習慣や感覚を認め合うことからしか始まらないからだ。

 しかし、そうした感覚のズレや違和感をお互いに受け入れながら、夫婦は共通の生活基盤を築いていかねばならない。時間をかけるにつれて、お互いの違和感やズレがしだいにとれて、自然に妥協し合っていく。心をひとつにして信頼し合い、助け合っていく。それが夫婦の理想である。

 パートナーが自分の両親よりも近い存在になり、肉親となる。民法で夫婦がゼロ親等とされているゆえんである。夫婦から家族が生まれる。夫婦が核となって、子や孫といった家系が始まるのだ。

 古人は夫婦のあるべき姿を、「比翼連理(ひよくれんり)」という言葉で表わした。翼のつながっている鳥や、枝のつながっている樹木のように仲むつまじい理想の夫婦のたとえである。

 さて、(しゅうと)(しゅうとめ)は肉親と考えるべきだろうか。「秋茄子(なす)は嫁に食わすな」とは、秋に採れる茄子はたいへんおいしいから、憎らしい嫁に食べさせるな、ともいう有名なことわざである。また「ひとつ家にしゃもじは二本いらぬ」ともいわれてきた。

 古今東西、万国に共通して姑と嫁は常に宿命のライバルだとされてきた。

 たとえば「夫の母は、その夫の妻にとって悪魔」「嫁と姑は嵐とあられ」という西欧のことわざもある。テレビのドラマやワイドショーでも、この種の話題は永遠のテーマのごとく扱われている。
この記事は役に立ちましたか?

役に立った
0
残り:5444文字/本文:6114文字
この記事を買った人はこれも買っています
      この記事を収録している本
      この本で最も売れている記事
      レビューを書くレビューを書く

      レビューを書いてポイントゲット!【詳細はこちら】

      この本の目次