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君主論 ビジネスで役立つ人心掌握の智恵150
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まえがき

『君主論 ビジネスで役立つ人心掌握の智恵150』
[著]ニッコロ・マキアヴェリ [訳]野田恭子 [発行]イースト・プレス


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君主論 ビジネスで役立つ人心掌握の智恵150

はじめに

『君主論』は、一言でいえば、リーダーのための帝王学の本です。
「結果だけがすべてである」「目的のためには手段を選ばない」といった、徹底して冷徹な人心掌握術が記されています。


 この『君主論』は、16世紀のイタリア・ルネッサンス期に、メディチ家の復興により外交担当としての職を追われたフィレンツェのニッコロ・マキアヴェッリが、公職に復帰するため、メディチ家に政策を提言するという目的で書かれたと言われています。

 歴史上の名だたる君主や君主国が、マキアヴェッリの鋭い目線で冷静に分析されており、君主はどうあるべきものか、獲得した権力を保持し続けるにはどのような能力が必要かが詳細に論じられています。つまり、指導者である君主が持つべき力と考え方について書き記されているのです。


 その非情な論理は当時の多くの人に衝撃を与え、怖れられました。人道主義者や聖職者たちからは、「権謀術数の書」として、長い間、批判にさらされてもきました。道徳や神を第一に考える彼らにとって、このあまりに冷徹な論理が許せなかったのでしょう。

 しかし、皮肉にも民衆側からはやがて、「血も涙もない君主がいかに民衆を虐待してきたか、思想家はそれを訴えたかったのだ」と再評価されるようになります。

 その後、『君主論』は歴史の大きなうねりの中で、数えきれない統治者や為政者に読み継がれることとなったのです。


 ここで書かれた智恵は、君主といった政治家のみならず、社長、会長、管理職といった、組織の長である立場の人にも応用できます。

 もちろんビジネスの現場でも、非常に有用です。

 いかに自分の評判を高めるのか、人をどのように動かせばよいのか。

 自分の権威や権力を保持するには、どうすればよいのか。

 強い集団をつくるには何をすればよいのか。

 文化の違う組織をM&Aなどで支配下に置いたとき気をつけることは何か。

 本書が決して古びることなく驚くほど現代に役立つのは、人間と組織の本質をもとに書かれているからにほかなりません。

 人は自分の思うようには動いてくれません。ましてや、善意や正直さだけではなおさらです。優しい指導者ほど、指導者としての甘さにその身を滅ぼされる危険性があります。

 指導者は、組織のメンバーの裏切りや反乱を抑えることにも細心の注意を払いながら、求められる結果を出し続けなければなりません。

 いかに自分の権威を高め、その権威を維持するか。そして組織を維持し、強化していくのか。あくまでも現実的に指導者であり続けるための技術がここには書かれています。

 指導者は何よりも組織を潰してはいけない、守りきらなければなりません。

 きれいごとでない、合理的で冷静な人間観が「上に立つ人」には求められているのです。


 本書は、この『君主論』をわかりやすく、現代に生きる人にも役立つように、150の格言集として編集・再構成しました。

 特に、「君主論は有用な実用書である」という編集方針により、歴史的事例の部分は除き、印象的なエッセンスを大きく訳出しました。


 本書のこの150の言葉は、人の上に立ち結果を出す技術を教えてくれると同時に、あなたの人間への理解を深めてくれるはずです。


 透徹したリアリズムと深い洞察力で、人間の本質を鋭くえぐり出したこの名著の叡智を味わっていただけたら嬉しく思います。

イースト・プレス編集部
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