・食事中のあくびや咳は「ご法度」
仲のよい友達や気心の知れた相手との食事は、退屈などとは無縁のひとときになるものだが、いつもそんな相手といっしょに食事をするとはかぎらない。はじめて会った人や気が進まないおつきあいでの食事ともなると、話題に詰まったり、手持ち無沙汰になったり、挙句の果てはあくびをかみ殺してしまうほどの苦痛なひとときもある。
ところが、ここであくびをしてしまうと、「なんて品のない人なのだろう」と思われてしまう。いくら我慢ができなくても、食事中のあくびは、同席者には失礼な行為である。
できるだけ我慢して、失礼にならないように努力したいものだが、もし、どうしても我慢ができない場合には、ナプキンかハンカチで口を隠し、うつむいて、目立たないようにしよう。これは、咳のときも同様。