小川ほど、ねぎらいと感謝の気持ちを素直に表すリーダーも珍しい。
例えば、2011年7月7日の神宮球場での対巨人戦。延長11回裏ヤクルトは二死満塁とする。バッターは青木。カウント2ボール1ストライクで、小川はすかさず一塁の代走に川本良平を送る。
次球をたたいた青木の打球は二遊間に飛んでいく。セカンドが飛びついてショートへのグラブトスも間一髪セーフ。この間に三塁走者も生還し、この瞬間、スワローズがサヨナラ勝ち!!
石川が7回を2失点で投げ抜いた後、押本健彦、バーネット、林、久古と繋ぎ、サヨナラ勝ち。