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バカにしちゃいけない迷信の教え
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雑学
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へそのゴマはとってはいけない●とったら、一体どうなるの?

『バカにしちゃいけない迷信の教え』
[編]謎解きゼミナール [発行] 河出書房新社


読了目安時間:2分
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 おへそというのは、くぼんでいるうえ、身体のほかの部分よりもしわが多いので、汚れがたまりやすい。

 へそのゴマは、このへそのくぼみに、皮膚の角質がステアリン酸やリノール酸といった脂肪分によって固められて、たまったもの。これに、石けんカスや衣類の繊維(せんい)が混じることもある。

 黒ずんでいるので、植物の黒ゴマに見立てられてはいるが、れっきとした「垢」である。

 とくに女性は、おなかまわりの皮下脂肪が厚く、へそが深くくぼんでいるため、男性よりもゴマがたまりやすい。

 できれば取り除いておきたい汚れだが、子どものころ、おじいさん、おばあさんから、「へそのゴマをとってはいけない」「へそをいじるとおなかが痛くなる」と教えられたために、抵抗感のある人が多いのでは?

 たしかに、この通説には一理ある。

 人間のおなかは、頭部や胸部とちがって骨で守られていない。おもに、筋肉と皮下脂肪によって外部の刺激から守られているのだが、へその下には筋肉もない。へそは、いきなり腹膜につづいているのだ。

 腹膜は、肝臓、胃、小腸、大腸を包む大きな膜で、全長七メートルもある小腸のねじれを防いだり、内臓に(あな)があいたときに、細菌が体内にあふれ出ないようにしたりするもの。

 おへそに固くこびりついたゴマを乱暴に取り除こうとすると、この腹膜が刺激されて痛みが生じることがあるのだ。ことによると、腹膜炎になるケースがないでもない。

 そうはいっても、やはり不潔な汚れは取り除いておきたい。石けんの泡のついたタオルを人さし指にかぶせ、クルッとやさしくかきまわせば、まず痛みは出ない。ぜひ、お試しあれ。

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