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捨てる前のひと工夫
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雑学
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卵のカラの変身術

『捨てる前のひと工夫』
[編]暮らしの達人研究班 [発行] 河出書房新社


読了目安時間:4分
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●ポットの汚れは卵のカラで取る


 卵のカラは汚れ落としの強〜い味方。

 たとえば、水筒、湯沸かしポット、とっくりなどの内側は、水アカや茶渋(ちゃしぶ)などで意外に汚れているもの。

 洗剤をつけてスポンジでこすってもなかなか落ちないが、卵のカラ・パワーにまかせれば、ラクに落ちてしまう。

 水筒やポットに、細かくくだいた卵のカラ2〜3個分、容器の3分の1程度の水、中性洗剤を入れる。あとは、フタをしっかりしめて上下左右にシャカシャカ振りまわすだけ。

 卵のカラの角が、石灰化(せっかいか)した汚れまできれいに削り取ってくれる。


●ミキサーの汚れも一発解消


 つかい終わったミキサーやフードプロセッサーは汚れがべったり。隅々まできれいに洗うのに苦労する。

 フードプロセッサーは鋭い刃で手を切りそうだし、ミキサーは長いブラシをつかっても容器の底部がうまく洗えないし……。

 そこで、卵のカラにおまかせ。

 ミキサーやフードプロセッサーに、卵のカラ数個分と水を少し入れ、スイッチON。ガーッとまわすと、卵のカラが汚れを根こそぎこすり落としてくれる。

 あとは、水でしっかりゆすぐだけでピカピカに。

 なお、野菜や果物に使用したときは、洗剤はとくに必要ない。油汚れがひどいときだけ、中性洗剤を少量加える。


●がんこな焦げつきもこすりとれる


 卵のカラは、鍋底やレンジの受け皿などの“焦げつき”汚れにも威力を発揮する。

 まず、鍋が焦げついた場合。

 鍋に水をはって煮たてる。焦げがふやけたら鍋の湯を捨て、手先をつかって、卵のカラを押しつける感じで鍋底をこする。これでがんこな焦げつきもスッキリ落ちる。

 受け皿が焦げついた場合は、受け皿をはずして、熱湯にしばらくつけておく。焦げがふやけたら、同様の処置をする。


●卵のカラは植物の有機肥料


 卵のカラにはカルシウムや石灰分、白身にはチッ素が含まれている。いずれも、植物が元気に育つのに、欠かせない成分だ。

 卵のカラは、植木や草花の最高の有機肥料になるのだ。

 卵のカラは、白身をつけたままポリ袋にストック。量がたまったら、袋の上からゲンコツでたたくと簡単に粉々になる。

 これを植木や草花の根元から少し離れたあたりの土に、まんべんなくまぜこめばOK。

 植物にやさしい、天然素材の有機肥料のできあがり。


●カルシウム酢で骨を強くする


 カルシウムは、人間にとっても骨の形成や精神安定に欠かせない成分。毎日たっぷりとりたいが、日本人は乳製品の摂取量(せっしゅりょう)が少なく、慢性的にカルシウム不足とか。

 そこでおすすめなのが、卵のカラでつくるカルシウム酢。

 卵のカラ1個をよく洗い、乾かしたのち、細かくくだく。広口ビンにカラを入れ、上から酢200mlをそそぐ。

 1週間ほどでカラは酢に溶けこんでしまう。内側の薄皮は溶けずに残るので、茶こしなどでこす。これでカルシウム酢の完成。

 使い方はふつうの酢と同じ。薄めてハチミツなどで甘味をつけて飲んでもいい。


●酸っぱくなったヌカ床が蘇る


 ヌカ床は、ちょっと手入れをさぼると乳酸が発生して酸っぱくなって、ヌカ漬けの味がとたんにまずくなる。

 そんなときは、卵のカラ数個分を細かくくだき、ガーゼに包んでヌカ床に埋める。

 こうすると、卵のカラに含まれるカルシウム成分が乳酸を中和。数日で、もとのおいしいヌカ床に戻る。


●卵が割れてしまったら…


 卵はかなり保存がきくが、割れたりヒビが入って、白身が空気に触れるとアウト。たちまち鮮度が落ちはじめ、1日しかもたない。

 割れたりヒビが入った卵は、すぐにつかうか、もしくは冷凍保存すること。

 ただし、そのまま冷凍するのはNG。

 黄身は凍るとねばりがでる。ゆで卵状になり、解凍しても元に戻らないのだ。

 そこで、あらかじめ黄身と白身をかんぜんに溶きまぜておくと、黄身がねばらずうまく冷凍できる。

 つかうときは自然解凍で。ただし、一度凍らせた卵はなめらかさに欠けるので、菓子や茶碗蒸しには不向き。

 卵焼きや炒り卵などにつかおう。


●貝のカラで空焚きを防止


 ヤカンや蒸し器を火にかけて、うっかり忘れてしまうことがある。早く気づけばいいけれど、空焚きをして火事にでもなったら大変だ。

 これを防いでくれるのが貝殻。

 アサリやシジミの味噌汁をつくったら、貝殻を数個、洗ってとっておく。これを入れてヤカンや蒸し器を火にかける。

 湯が沸騰しだすと、カタカタ音をたて、「料理中!」と知らせてくれる。


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