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この世に実在するミステリーコードの謎と不思議
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雑学
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人体に刻まれた奇跡の数字「六」の謎

『この世に実在するミステリーコードの謎と不思議』
[編]夢プロジェクト [発行] 河出書房新社


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●人間の体や自然界は「六」に支配されている

 人間の体は「六」という数字に支配されていることにお気づきだろうか。

 たとえば、人間の細胞の数は約六〇兆といわれているし、通常の心拍数は一分間におよそ六〇回。一分間の呼吸数は安静時で平均約一八回。一八は「六」の倍数だ。また、心臓から送りだされた血液が体をひとめぐりするのに要する時間は約六〇秒といわれている。この血液の成分のうち、酸素を運ぶという重要な役割を果たす赤血球の寿命は約一二〇日間だ。

 さらに、人間の脳からは、生きているかぎり脳波がでつづけているが、この脳波の波長は、安静時には一二ヘルツ前後といわれている。またもや「六」の倍数だ。

 ミクロの世界でみた場合も、人間の体は「六」という数字と縁が深い。人間や動物の遺伝は細胞のなかに存在するDNAによって伝えられるが、このDNAを構成する塩基の形は六角形である。

 人間の体だけでなく、「六」という数字は自然界のいたるところにみられる。たとえば、星や銀河の密集している部分では、星や銀河が六角形に並びながら宇宙全体に広がっていることがわかっている。また、地球の質量は、六×一〇の二一乗トンと計算されている。

 このように、人体や生物の体や宇宙のしくみなど、自然界においては、偶然とは思えないほど「六」の数字が氾濫しているのだ。

●キリスト教では「六」は完全なる数字?

 不思議なことに、「六」という数字は、洋の東西を問わず、文化のなかでもさかんに用いられてきた。

 たとえば、時間に関係する数字をみても、一年が一二か月、一日が二四時間、一時間が六〇分、一分が六〇秒と、すべて六の倍数になっている。また西洋では、一ダース=一二個の一二進法が長く用いられてきたが、この「一二」も六の倍数だ。

 キリスト教においても、聖人アウグスティヌスは「六」を「完全数」と呼んだ。『旧約聖書』で、神が六日間で万物を創造したとされているのが、その根拠である。

 くしくも今日の数学でも、「六」は完全数とされている。数学における完全数とは、約数すべての和が元の数の二倍になる数のことであり、「六」の約数は一・二・三・六となり、これらをたすと一二、つまり「六」の二倍になる。このような、数学における完全数はいくつかあるが、そのなかでもっとも小さな数字が「六」なのだ。

 さらに、「六」は、仏教の世界でも重んじられている。仏教では、宇宙は「地獄」「餓鬼」「畜生」「修羅」「人間」「天上」の六つの世界から成り立つとし、「六道」と呼ばれている。人間は生涯の善悪のおこないにより、死後にこの六道のいずれかにいくともいわれている。

 また、世界を構成する要素を「地」「水」「火」「風」「空」「識」の「六大」とし、人間の知覚を「色」「声」「香」「味」「触」「法」の「六境」としている。人間が認識する知覚も、その認識の対象となる世界も、「六」という数字で表現されているのである。

 自然界や人間の営みのなかに、これほどまでに「六」という数字が氾濫しているのは、じつに不思議な一致であるが、そこには、偶然という言葉ではかたづけられない何かがあるのだろうか。そして、なぜ「六」でなくてはならないのか、その謎は明らかではない。

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