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日本人なら知っておきたい 江戸の庶民の朝から晩まで
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歴史
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なぜ歌舞伎見物に真夜中から出かけたのか

『日本人なら知っておきたい 江戸の庶民の朝から晩まで』
[編]歴史の謎を探る会 [発行] 河出書房新社


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 今でこそ、会社帰りに一幕みる、なんてこともできるようになった歌舞伎だが、天保期(一八三〇〜四四)の江戸では、歌舞伎は昼の興行しか認められていなかった。

 これは火事を嫌ったからだ。電気がなかった時代、照明にロウソクを利用していたので、芝居小屋は幾度となく焼けていた。それで幕府は、火事を防ぐため、昼の興行しか認めなくなったのである。

 ところが、江戸っ子たちは、芝居見物の日には真夜中から出かけていた。
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