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世にも不気味な日本史 闇にうごめいた謎の人物篇
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歴史
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積年の怨みで朝廷に祟りつづける… ●藤原広嗣(ふじわらのひろつぐ)(?〜740)

『世にも不気味な日本史 闇にうごめいた謎の人物篇』
[編]歴史の謎を探る会 [発行] 河出書房新社


読了目安時間:3分
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 天平(てんぴょう)一二年(七四〇)、藤原広嗣が九州各国から約一万の兵を集め、九州で挙兵した。この報を聞いた聖武(しょうむ)天皇は、大野東人(あずまひと)を大将軍に一万七〇〇〇の兵を率いさせ、討伐に向かわせた。これが、「藤原広嗣の乱」である。

 なぜ、広嗣は反乱を起こしたのか。話は少しさかのぼる。

 藤原広嗣は、不比等(ふひと)の孫、宇合(うまかい)の長子として生まれた。不比等の息子たち(宇合、武智麻呂(むちまろ)房前(ふささき)、麻呂の四兄弟)は、そろって絶大な権力を誇っていたが、相次いで天然痘(てんねんとう)で亡くなってしまう。
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