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世にも不気味な日本史 闇にうごめいた謎の人物篇
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歴史
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秀吉に斬殺された人々の悲痛な叫び声がこだまする ●豊臣秀次(とよとみひでつぐ)(1568〜95)

『世にも不気味な日本史 闇にうごめいた謎の人物篇』
[編]歴史の謎を探る会 [発行] 河出書房新社


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 昔の権力争いは“血なまぐさい”もので、その多くは(いくさ)によって決着した。多数の死者が出て、多量の血が流されたのだが、戦によらず“政治的に”決着した場合も、ときには陰惨な結末を招いた。

 天下統一をはたした豊臣秀吉は、世継ぎになかなか恵まれなかった。長男鶴松(つるまつ)が三歳で亡くなると、姉の子(甥)である秀次を養子として迎える。天正一九年(一五九一)、関白の座を秀次に譲ると、自らは太閤(たいこう)となった。
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