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世にも不気味な日本史 闇にうごめいた謎の人物篇
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歴史
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実兄を殺され、蘇我馬子の打倒を画策したが… ●崇峻(すしゅん)天皇(?〜592)

『世にも不気味な日本史 闇にうごめいた謎の人物篇』
[編]歴史の謎を探る会 [発行] 河出書房新社


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 第三二代崇峻天皇は、蘇我馬子(うまこ)の後押しによって皇位についた。馬子と天皇はおじ、甥の関係で、馬子の娘を(ひん)ともしていた。嬪とは、皇后、妃、夫人につぐ四番目の皇宮のことである。

 ところが、天皇はやっとの思いで皇位を射止めたものの、時の最大実力者である馬子の権勢は、じつに強大であった。実質的には、馬子の独裁政治が行われ、崇峻天皇は馬子のロボットにすぎなかった。その現実を思うたび、崇峻天皇は自身の実力のなさが(うら)めしかった。
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