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世にも不気味な日本史 闇にうごめいた謎の人物篇
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歴史
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壬申の乱より続いた、激しい皇位継承争いに終止符を打つ ●桓武(かんむ)天皇(737〜806)

『世にも不気味な日本史 闇にうごめいた謎の人物篇』
[編]歴史の謎を探る会 [発行] 河出書房新社


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 桓武天皇は、延暦一三年(七九四)、政治を刷新(さっしん)して都を平安京に(うつ)し、平安時代の基礎を築いた人物。しかし、その背後では、つねに皇位をめぐる陰謀が渦巻いていた。桓武天皇自身も、即位直後、暗殺されかかったことがある。

 実行者は、宮廷使用人の大和乙人という人物。まだ、都が奈良にあった天応二年(七八二)正月一〇日、乙人は部下を率い、ひそかに宮廷に潜入していた。使用人だけに、宮廷内の構造は熟知している。
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