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世にも不気味な日本史 闇にうごめいた謎の人物篇
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歴史
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とどろく雷とともに現れた大きな鬼に連れ去られる ●玄ボウ(?〜746)

『世にも不気味な日本史 闇にうごめいた謎の人物篇』
[編]歴史の謎を探る会 [発行] 河出書房新社


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 水死、焼死、腹上死など、いろいろな死に方があるが「震死(しんし)」というのは、字面からしても禍々(まがまが)しい。筑前観世音寺で「震死」、つまり雷に打たれて死んだのは、奈良時代の僧玄である。

 その日は、観世音寺がようやく完成し、造立供養を行うことになっていた。導師である玄輿(こし)に乗ったとき、突然黒雲が空をおおい、雷が鳴り響いたかと思うと、大きな鬼があらわれて、玄をつかみあげて連れ去ったという。
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