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世にも不気味な日本史 闇にうごめいた謎の人物篇
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歴史
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熟女の色香で、朝廷を二分する闘争へ導く ●藤原薬子(ふじわらのくすこ)(?〜810)

『世にも不気味な日本史 闇にうごめいた謎の人物篇』
[編]歴史の謎を探る会 [発行] 河出書房新社


読了目安時間:3分
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 奈良時代の貴族である藤原種継(たねつぐ)には、薬子という娘がいた。彼女は、藤原縄主(ただぬし)と結婚して三男二女をもうけ、そのうちの長女が、桓武(かんむ)天皇の皇太子安殿(あて)親王の正妻となった。

 と、ここまではよくある話だが、母親の薬子自身も、東宮宣旨(とうぐうせんじ)(高級女官)として、皇太子の近くに仕えることになる。このときには、「娘が心配で……」という親心だったのかもしれないが、事態は意外な展開をみせる。
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