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世にも不気味な日本史 闇にうごめいた謎の人物篇
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歴史
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「堀部安兵衛の妻」と名乗り世間をまんまと騙した女 ●妙海尼(みょうかいに)(17、18世紀頃)

『世にも不気味な日本史 闇にうごめいた謎の人物篇』
[編]歴史の謎を探る会 [発行] 河出書房新社


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 赤穂(あこう)浪士の討ち入り事件から、七、八年が経過した頃のことである。「堀部安兵衛(ほりべやすべえ)の妻」と名乗り出た二〇代半ばの女性がいた。「妙海尼」と名乗り、四七士の眠る泉岳寺(せんがくじ)の一角に住み、墓守りをしながら細々と暮らしていたという。

 折から『仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)』が上演され、面白おかしく脚色された芝居が大受けし、江戸市中は忠臣蔵ブームに沸いていた。
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