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世にも不気味な日本史 闇にうごめいた謎の人物篇
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歴史
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“俳句の神様”は幕府お抱えの隠密だった?! ●松尾芭蕉(まつおばしょう)(1644〜94)

『世にも不気味な日本史 闇にうごめいた謎の人物篇』
[編]歴史の謎を探る会 [発行] 河出書房新社


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「松尾芭蕉は公儀の隠密(おんみつ)だった」という説がある。俳句の神様のようにたたえられる芭蕉だが、彼の生涯は、隠密だったという前提で見直すと、「なるほど!」と()に落ちることが多いのである。

 まず、その生まれは、今の三重県の伊賀(いが)。伊賀といえば、忍者の里である。芭蕉は、農家ではあったが、松尾という姓をもつ大きな家に生まれ、若くして伊賀国上野の侍大将、藤堂(とうどう)家に仕えるとともに、俳諧の道に入った。
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