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世にも不気味な日本史 闇にうごめいた謎の人物篇
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歴史
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なぜ、古代最大の歌人が正史から姿を消したのか ●柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)(7、8世紀頃)

『世にも不気味な日本史 闇にうごめいた謎の人物篇』
[編]歴史の謎を探る会 [発行] 河出書房新社


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『万葉集』に数多くの歌が収録され、三十六歌仙の一人でもある柿本人麻呂。日本の古代最大の歌人である。

 にもかかわらず、その生涯は謎に包まれている。宮廷歌人であったことは間違いないようだが、『日本書紀』にも『続日本紀(しょくにほんぎ)』にも、その名は登場しない。これらの正史(朝廷の公式記録)には、貴族の動向が書かれているので、通常、彼くらいの有名人物であれば、何らかの記述があってしかるべきなのに、一行も登場しないのだ。
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