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世にも不気味な日本史 闇にうごめいた謎の人物篇
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歴史
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幕府に仕える隠密として恩人すら売った“江戸の探検家” ●間宮林蔵(まみやりんぞう)(1775〜1844)

『世にも不気味な日本史 闇にうごめいた謎の人物篇』
[編]歴史の謎を探る会 [発行] 河出書房新社


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 世界地図にその名が記されている唯一の日本人が、間宮林蔵である。間宮海峡の発見者だ。

 今でいえば、職業は「探検家」となるのだろうが、江戸時代、「探検」のスポンサーになってくれるのは、企業ではなく、徳川幕府だった。つまり、彼は幕府お雇いの探検家だったといえる。そして、後半生は幕府の密偵として生きた。

 林蔵は農家に生まれたが、算術に優れていたため、一五歳で江戸に出て、地理学者の弟子となるうち、伊能忠敬(いのうただたか)と出会い、師弟関係を結ぶ。
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