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世にも不気味な日本史 闇にうごめいた謎の人物篇
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歴史
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壇ノ浦で入水した幼帝と硫黄島の長浜家の関係 ●安徳(あんとく)天皇(1178〜85?)

『世にも不気味な日本史 闇にうごめいた謎の人物篇』
[編]歴史の謎を探る会 [発行] 河出書房新社


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 寿永(じゅえい)二年(一一八三)、木曽義仲(よしなか)の軍勢に追われた平家は、西へと逃げる。そして、一ノ谷や屋島の戦いを経て、二年後の八五年、壇ノ浦の戦いで決定的な敗北を(きっ)する。

 わずか三歳で即位した安徳天皇は、このとき八歳になったばかりだった。壇ノ浦の戦いの終わり、天皇は外祖母の二位尼(にいのあま)時子に抱かれて、船屋形から外へ出た。
「わたしをどこへ連れていこうとするのか」
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