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世にも不気味な日本史 闇にうごめいた謎の人物篇
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歴史
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天保の飢饉で庶民のために闘ったあの人のその後は… ●大塩平八郎(おおしおへいはちろう)(1793〜1837?)

『世にも不気味な日本史 闇にうごめいた謎の人物篇』
[編]歴史の謎を探る会 [発行] 河出書房新社


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 天保(てんぽう)飢饉(ききん)に見舞われた天保七年(一八三六)、「天下の台所」といわれた大坂でも、多数の餓死者が出た。さらに、空腹に耐えかねた者からは、盗賊や追いはぎをはたらく者が続出して、治安もひどく乱れた。

 ところが、大坂町奉行の跡部良弼(あとべよしすけ)は、有効な手立てを講じないばかりか、飢えをしのごうとして、ヤミ米に手を出す庶民を手当たりしだいに取り締まっていた。さらに、幕府の上層部に取り入るチャンスとみて、大坂でかき集めた米を江戸へと回していた。
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