第一印象の悪い相手こそ本物?!
芸能人の婚約発表会見を聞いていると、
「第一印象は感じ悪い人だなぁと思ったんですけど、シャイな性格だったからみたいで」とか、
「気の強い女だなぁと、苦手意識のほうが強かったが、つき合ってみたら意外にやさしかった」
といった言葉がよく出てくる。
これは、たとえ初対面が悪い印象でも、なんの記憶にも残らない相手より恋愛に発展するチャンスがあるといういい例だ。なんらかの感情を相手に与えたり、受けたりしていれば、次に会ったときもう一度確かめてみようと、さらに突っ込んだ交際に進む可能性があるのだ。
それに、最初の印象が悪いと相手にあまり期待を抱かない。それが心地よく裏切られれば、一気に恋が燃え上がる……というわけである。
理想の人と運命の人は違う
女性のあいだで“3高”という言葉がもてはやされたころ、背が高く、高学歴で収入も多いというのが理想の相手といわれた。そんな理想の結婚相手を見つけると、それまでの恋人をさっさと捨てて、恋愛と結婚は別と割り切ったわけだ。
ところが、いざ結婚するとどこかギクシャクして、その後、離婚だ、不倫だというヘビーな人生が待っていた人が多い。これでもわかるように、たとえ理想どおりの人だとしても、その人が最終的なゴールともいえる結婚生活で、居心地のいいパートナーになるかどうかはわからないのである。
人生の相棒となる運命の人とは、いっしょにいると自分が自分らしく生きられる相手。太っているとか眼鏡をかけているといった外見の好き嫌いは多少あるが、いずれ気にならなくなるだろう。
反対に背が高いとか、スリムでスタイルがいいというので理想どおりだと思っていても、相手が太れば理想が崩れて嫌悪感の原因になる。
理想の人と運命の人が異なるというのは、そういうことだ。
本当の運命の人というのは、心に安らぎを与えてくれて、会っているとき会話がなくても楽しい気分が続き、いっしょにいても飽きない。さらに、共通の思い出を持っていたり趣味が同じであればもっといい。そのうえで、相手の人生に協力することができること。
そんな人とは、出会った瞬間になにか運命のようなものを感じるはずである。
交際相手はこんな友達に紹介してもらう
現在フリーの身で、だれかに交際相手を紹介してもらうなら、異性の友人に頼むといい。もし同性に紹介してもらうと、将来その友人を挟んで三角関係、なんてことになる可能性があるからだ。
それに、せっかく紹介してもらっても、「自分より友人とのほうがもっと仲がいいのでは?」といった妙な猜疑心にとらわれ、曇りのない目で相手を見ることができなくなることもある。
もし同性に紹介してもらうなら、すでに恋人のいる友人に頼むといい。自分がハッピーなぶんだけ、こちらにもいい相手を見つけてあげたいと、親身になってくれる度合いが深くなるはず。自分の恋人の知り合いの中から、あれこれ探して連れてきてくれるだろう。
ただし、異性の友人に紹介してもらう場合、その人の性格によっては、けっして自分よりいい男や美人を連れてこないケースもある。たとえあなたに対して恋愛感情をもっていなくても、「自分が一番」でないと納得できないといった、無意識の嫉妬心を働かせる人がいるからだ。