いっけん無関係に見えることも、よ〜く観察してみると、ひょんな部分が同じだったりする。それが“不思議な不思議な共通点”だ。
たとえば、野球の名投手。ひとことに名投手といっても、いろいろなタイプのピッチャーがいる。しかし、彼らには「アレが短い」という動かしがたい共通点が存在する。この共通項なくしては、どんなに球が速くても、二〇〇勝は難しい。
会社の課長サンにも、さまざまなタイプが存在する。しかし、つぶさに検証してみると、おのずと共通点が浮かびあがってくる。逆にいえば、その共通点さえ身につければ、課長のイスはもう間近なのである。
そして肝心なのは、これらの共通点が偶然に生まれたものではないということ。そこには知る人だけが知っている“必然の糸”があるのだ。勝ち組には、勝ち組の共通点がかならず存在するのである。
こうした世のなかの共通点を知れば、あなたもきっと勝ち組にまわれるはず。この本を読んだ人の共通点は、まさにその点にあるのです。
びっくりデータ情報部