某局の、スポーツマンや芸能人が、さまざまな競技種目で総合的身体能力を競いあう番組のなかで名物になっているのが、“モンスター・ボックス”とよばれる巨大な跳び箱だ。
選手たちが跳躍をクリアするごとに、一段ずつ段が積みあげられて、最後には電話ボックスを超える高さになってしまう。
決勝に近づくにつれ、それなりにスリルが盛りあがっていくわけだが、そこで、ちょっとした演出がほどこされる。出場選手が飛び板を踏んだ、まさにその瞬間に、かならずCMが挿入されるのだ。
やけにイラつくのだが、その一方で、CMが終わるのを待てないほど、結果が気になる。