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誰も知らない「死刑」の裏側
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歴史
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死刑執行の宣告を受けたときの心の内は?

『誰も知らない「死刑」の裏側』
[著]近藤昭二 [発行]二見書房


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 さて、いよいよその日がやってきたとき、執行の宣告を受けた死刑囚の心情は、どんなものだろうか。これも彼らが残した遺書や遺詠から察することしかできない。

 強盗殺人の罪に問われて大阪拘置所で死刑を執行された朝鮮全羅南道済州島生まれの菊生(俳号・四十三歳)は、キリスト教信者で、最後のとき、立ち会いの教育課長と係官、弁護士に妻、義兄、俳句の師であった北山河氏と同人代表を前にして、最後の祈りをした。そのようすが北氏によって記録されている。
「神様、この拘置所を御恵みください。暑いとき、寒いとき、病気のとき、心配な時に、いろいろと親切な言葉や相談にのってくださって、朝鮮人も、日本人も差別なしにかわいがってくださいました教育課長さまはじめ、ここの役人さま、みんなを恵んであげてください。
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