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もっと仕事は数字で考えなきゃ!黒字社員の言葉 赤字社員の発想
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ビジネス
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はじめに

『もっと仕事は数字で考えなきゃ!黒字社員の言葉 赤字社員の発想』
[著]香川晋平 [発行]あさ出版


読了目安時間:4分
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 何気ない会話や仕事ぶりを見ただけで、「黒字社員」か「赤字社員」かがわかる。

 黒字社員とは、会社の利益を増やす人。逆に、赤字社員とは会社の利益を減らす人だ。

 営業成績を聞いたわけではない。学歴や役職を聞いたわけでも、マーケティングや会計などの難しい話をしたわけでもない。初対面で、ほんの数分、お互いの仕事の話をしたり、1回メールのやり取りをしたり、営業のトークに少しつきあったりしただけだ。

 ただそれだけで、その人が黒字社員か、それとも赤字社員かがわかってしまう。

 もちろん、実際に会社の利益をどれだけ増やしたのか、あるいは減らしたのか、というところまで検証しているわけではない。初めは赤字社員に思えた人が、黒字社員だったということもあるし、逆の場合もある。

 しかし、それはせいぜい10人に1人。9割方、最初の印象は正しい。一緒に仕事をしていくと、「やっぱり黒字社員(赤字社員)か!」と初めの印象を強めることになる。

 それでは、何気ない会話や仕事ぶりに表れてしまう、赤字社員と黒字社員の違いとは、一体何なのだろうか?

 それは、「数字」だ。

 要するに、仕事の成果を数字で考えることができるかどうかである。

 仕事の成果を数字で考えられない人は、非常に「もったいない人」である。

 なぜなら、いくら頑張っても、その努力に見合うだけの評価を会社から得られることは決してないからだ。評価する側は努力している姿を見て、感情的には評価したいと思っている。しかし、ビジネスの世界では、数字でしか評価のしようがないのである。


 ビジネスにおいて数字が重要となる理由は、次の2つである。

 1つは、「具体性」。もう1つは、「測定可能性」。

 たとえば、営業職のAさん、Bさんが上司に次のように報告したとしよう。

【営業A】めっちゃ、頑張って営業してきました。
【営業B】4社訪問してP社とQ社が見込みアリです。両社とも25日までに返事をもらいますがP社の40万円は堅いです。うまく行けば、2社で80万円の売上ってところです。


 この報告を聞いた上司はどちらを評価するだろう? もちろんBさんだ。


 件数、日時、金額などの数字により、仕事が具体的に理解でき、説得力を持つのである。

 では、次の広報部のAさん、Bさんの提案はどうだろうか?

【広報A】もっと広告を出せば知名度が上がります。そうすれば売上も上がります!
【広報B】雑誌Xに広告を出すことで、30代OLの認知度が現状の5%から10%まで上がることが見込めます。これにより、Y商品の売上は、1年で現状の30%増となることが期待できるでしょう。


 あなたが上司なら、どちらの提案をまともに聞くだろうか? もちろんBさんだろう。

 仕事で多大なコストや時間を費やすからには、その効果を測定し、検証しなければならない。数字のない提案では効果の測定ができず、上司からすると聞く気にもなれないのだ。

 ビジネスの世界では、数字をうまく使いこなす人だけが評価される。

 だから、あなたにも仕事の成果を数字で考えられるようになっていただきたい。

 では、あなたが会社からより高い評価を得るには、どんな数字を意識すべきなのか?

 それは、会社の利益につながる次の5つの数字だ。

 ①売上 ②コスト ③(仕事の)生産性 ④資金繰り ⑤隠れコスト

 仕事でこれら5つの数字を意識すれば、あなたが社内で評価されることは間違いない。

 本書は、この5つの数字を自在に使いこなせるようになる「黒字コトバ」を紹介するものである。「黒字コトバ」とは、私がこれまでにビジネスの現場で耳にしたものや、人から伝え聞いた言葉のうち、「儲け」の本質をうまく表した名言のことである。

 この言葉を意識して仕事に取り組めば、必然的に会社の利益、そしてあなたの評価につながるはずである。


 ところで、私の会計事務所は兵庫県の尼崎市にある。尼崎といえば、人気お笑いコンビダウンタウンさんの出身地で、私が接してきた多くのビジネスマンが「~はアカン!」といった言葉を使う。そのため、紹介している言葉の多くが関西弁となっている。

 私は生まれも育ちも関西のためまったく気にならないが、関西弁になじみの薄い方にとっては、表現がキツく感じることがあるかも知れない。

 しかし、これらの「黒字コトバ」を教えてくれたビジネスマンは、みな人情味あふれる心の温かい人たちばかりである。どうか、怖がらずにページをめくっていただきたい。

2012年7月吉日 香川晋平
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