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永遠のファッション・アイコン オードリーに学ぶおしゃれ練習帳
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第11章 天才ファッション・フォトグラファーのミューズ

『永遠のファッション・アイコン オードリーに学ぶおしゃれ練習帳』
[著]清藤秀人 [発行]近代映画社


読了目安時間:8分
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 リチャード・アベドン。二〇世紀のファッション・フォトグラフ界に君臨した伝説的な写真家である。一九二三年、ニューヨーク五番街で有名なブティックを経営する一族の跡取りとして生まれたアベドンは、二〇歳の時に父親から贈られたローライフレックス・カメラで船舶の乗組員リストに載せる証明写真を撮り始め、やがて、デパートの広告写真が認められてファッション業界で注目されるようになる。当時のファッション・フォトと言えば、モデルが自然体を気取って無表情に佇むようなテイストが主流だったが、アベドンはそんな写真に満足出来ず、感情が溢れる躍動的な写真で新風を巻き起こした。一目でアベドンと分かる作り込まれた作品が一気に市場を制覇する一方で、スタジオで展開する被写体とのスリリングな関係が日本のアパレル・メーカーのTVCMで紹介され、話題になった。それは、メイクルームで自分の瞼にアイペンシルを突き刺したヘアメイクにぶち切れたモデルのローレン・ハットンが、それまでの憂さを晴らすかのように笑顔でカメラの前でポーズをとり、感動したアベドンが賞賛の叫びを上げる、というもの。ドラマチック。アベドンの写真を一言で表現すると、そうなる。

 一九四六年、アベドンの写真家人生を語る上で最も重要な出会いがあった。アレクセイ・ブロドビッチによる革命的なアート・ディレクションに雑誌界の注目が集まっていたファッション誌“ハーパース・バザール”の専任カメラマンとして、当時、弱冠二三歳のアベドンが起用されたのである。
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