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永遠のファッション・アイコン オードリーに学ぶおしゃれ練習帳
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第18章 ラルフ・ローレンを着て庭園を語る

『永遠のファッション・アイコン オードリーに学ぶおしゃれ練習帳』
[著]清藤秀人 [発行]近代映画社


読了目安時間:8分
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 スイスのトロシュナに構えた自宅のファームハウスで過ごす時、オードリーがだいたい何をしていたかというと、庭いじりだった。太陽の下で泥だらけになって土を掘り起こしたり、雑草を引き抜いたり、棘を気にしながら綺麗に咲き誇ったバラの花を摘む時ほど、至福を感じたことはなかったというオードリーに、ある時、適役の依頼が舞い込む。それは映画ではなく、ドキュメンタリーのホスト役だった。「世界の庭園」と題された六話からなるTV用のミニ・シリーズで、オードリーに案内役を受け持って欲しいというオファーである。果たして、オードリーに勝る適役がいただろうか? 一九九三年のことである。
「世界の庭園」は“バラとバラ園”“チューリップと球根”“幾何学的な庭”“花と花園”“田舎の庭”“公共の庭”という六部構成で、テーマに沿った庭を求めて撮影クルーはヨーロッパからアメリカ大陸、そして、極東の日本にまで足を伸ばし、様々な風景をカメラに取り込んだ。オードリーも撮影に同行し、トスカーナのイトスギやパリのリュクサンブール公園の幾何学庭園を眺めながら、花や庭について注釈を加えるのだが、これがもし、普通の女優だったら言葉に説得力がなかったに違いない。自然の素晴らしさとメカニズムに精通していたオードリーだからこそ、時代に先行して環境保護をテーマに掲げていた番組の趣旨が視聴者に伝わったのだと思う。

 さて、その「世界の庭園」で、何を着るか? ホストが選んだのはラルフ・ローレンだった。
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