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(2021/11/26 追記)

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そんな「口のきき方」では恥をかく
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ビジネス
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【その“口ぐせ”がひんしゅくを買う】

『そんな「口のきき方」では恥をかく』
[編]日本語倶楽部 [発行] 河出書房新社


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「とか」を正しく使えないと社会人じゃない!

「机に向かってばかりいないで、たまには散歩とか、ショッピングとか、体を動かすほうがいいですよ」

 というように、「とか」は不確かなものをふたつ以上並べて提示するときに使う助詞。「似ているもの(近いもの)なら、何でもいいんだけど、たとえば――」というようなときである。

 ところが、最近の若者言葉の「とか」は、用法がまったく違ってきている。
「テレビとか見てたら、松田聖子とか出てきて、インタビューとか答えてんの」

 テレビはテレビで、松田聖子は松田聖子、インタビューはインタビューである。意味もなく「とか」を連発するのは、日本語として明らかな間違い。連発すれば、日本語をまともに話せない人と思われることになる。


やたらと「やっぱり」を連発すると聞きづらい

「イチローは、やっぱり、すごいね」というときのように、「やっぱり」の本来の意味は「思ったとおり」。

 ところが、この本来の意味を無視して、無意味な「やっぱり」を連発する人が増えている。
「やっぱり、どういったらいいのか……」「やっぱり今日は、そろそろお開きということで」などは、間違った使い方で聞きづらい。

 単に語調を整えたり、つなぎの言葉として使うのだろうが、そういうクセのついている人は、改めたほうがいい。

 また、「やっぱしダメだった」「やっぱ、そうか」の「やっぱし」や「やっぱ」は、「やっぱり」のくだけた表現。本来の意味で使っているとしても、ごく親しい間柄以外は避けたい。


無意味な「けど」の多用は耳障り

「明日の朝、寄らなければいけないところがあったんですけど、一〇時集合が九時集合と早くなったんですけど、それで電車の時間を考えてみたんですけど、どう考えても、用事をすませてからだと九時に間に合わないんですけど」

 文章で読むと、誰でも「くどいな」と感じるだろうが、現実にはこんな話し方をしている人が大勢いる。この「けど」を「が」にして、話を延々とつないでいる人も多い。

 聞いて意味のわかる人は、無意識に「けど」を抜かして聞いているわけだが、理解しにくいことは間違いない。
「けど」で言葉をつなぐのは一回だけにしたい。


「ぜひ」を乱発するのは無礼です

「ぜひ、お会いしたいです」などというときの「ぜひ」が、あちらこちらで気軽に使われている。

 しかし、「ぜひ」は、もともとは「是が非でも」であり、「何が何でも」という強い願望を意味する。使い方によっては、相手を強制したり、押しつけがましく感じさせる言葉である。

 だから、親しい友人や家族に対して使うのならともかく、そうでないときは、「ぜひ」を控えるのが礼儀というものだ。
「おさしつかえなければ」「ご都合がよろしければ」などといい換えて、相手に選択の余地を残したい。


「結局」は何度も使えません


 結婚披露宴のスピーチで、「結局、結婚生活というものは――」といえば、聞いている人たちは、「結論だな」「スピーチも終わりだな」と思うだろう。

 ところが、その後も「結局、夫婦というものは」「結局、男女の相性は」などと、何度も「結局」を繰り返す人がいる。聞いているほうもウンザリして、「結局、何がいいたいの?」と突っ込みたくなってくる。

 スピーチだけでなく、ふだんの会話でも、「結局」を接続詞のように使う人がいるが、これは結論の前に使う言葉。結論はひとつのはずだから、「結局」は一回しか使えないというわけだ。


「あのー」「そのー」に聞き手はウンザリ……

「いわゆるひとつの――」を使えば、簡単に長嶋監督のマネができる。

 この「いわゆるひとつの」といういわゆるひとつの口ぐせは、長嶋監督だから許されている。ふつうの人が使えば、単なるバカ扱いされるのがオチだ。

 また、会話の途中に「あのー」や「そのー」「まあ」「えーと」「つまり」「要するに」「基本的に」など、とくに意味のない言葉ぐせが頻繁に入ってくると、聞き手はウンザリするものだ。

 肝心の内容がわかりにくくなり、とくに、セールスやプレゼンテーションなどのビジネストークでは、タブーに近い。
「なくて七癖」という。一度、自分のトークやスピーチを、録音して聞いてみればいいだろう。


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