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(2021/11/26 追記)

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映画館のまわし者 ある映写技術者のつぶやき
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雑学
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あとがき

『映画館のまわし者 ある映写技術者のつぶやき』
[著]荒島晃宏 [発行]近代映画社


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 本書を執筆のさなか、映画の興行組合は、『高校生友情プライス』という、高校生三人だと一人千円で映画が見られるというサービスを打ち切りました。

 映画館離れのいちじるしい高校生を動員しようというサービスでしたが、思ったほど効果が上がらなかったようです。映画館へ映画を見に来てくれる若い世代が育たないのでは、映写の未来どころか映画の未来も真っ暗です。

 今や映画を……あえて言わせてもらえるならば、劇場上映を前提に作られた映像作品の内容を……見る手段は山ほどあります。なにもわざわざ交通費を払って映画館へ足を運び、決して安いとは言えない入場料を払ってまで見る必要はまったくないと言われてしまっても、なんの反論もありません。

 しかし、映画はそもそも、ある程度の容量を持った空間で、大きなスクリーンに投映し、見知らぬ大勢の人々が一緒に見ることで初めて、その機能を最大限に発揮するように創られているのです。そのことを知ってもらうには、映画館に足を運んでもらうしかありません。ならば、映画館そのものに興味を持っていただけたら、足を運ぶきっかけが作れるのではないのか。

 本書にはそんな願いもあります。

 本来ならば、映写経験十五年あまりの人間が書くようなことではないと思いますし、もし映写関係者が読んだら、うちとやり方が違うと思われることが、次々出てきていると思います。実際、映写における細かな作業のしかたは、各技術者ごとに違っていると言っても過言ではありません。ですからあくまで、ぼくが経験してきたことに、映写技師、映写技術者、映画館主、映写機輸入代理店、その他もろもろの映画館関係者から聞かせていただいたことをプラスして、最大公約数的にまとめ上げたものだと思っていただけたら幸いです。勘違い、聞き違い、事実誤認等もあるかと思いますが、すべてはぼくの責任です。ご指摘、ご教授いただけたらと思います。

 たくさんの興味深いお話を聞かせていただいた方、またこれまであまり例のなかった題材に興味を持っていただいた近代映画社の松坂さんに、この場を借りて改めてお礼を申し上げます。

 そして、くどいようですが最後にもう一回書きます。

 さあ、みなさん、映画館で映画をたくさん見ましょう。
2011年1月 荒島晃宏
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