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紅茶 つい喋りたくなる博学知識
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雑学
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一度は味わってみたい世界の三大銘茶

『紅茶 つい喋りたくなる博学知識』
[編]暮らしの達人研究班 [発行] 河出書房新社


読了目安時間:3分
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 味、香りなどがとくに優れていて、高級品とされるのは、普通、「ダージリン」「ウバ」「キーマン」の三大ブランドである。それぞれ、インド、スリランカ(かつてのセイロン)、中国で産出される紅茶だ。

 ダージリンは、かつてイギリスが植民地にしていたインドの、西ベンガル州北部の高地を切り開いてつくった茶園で生産される。その地名がダージリンなのである。この標高一〇〇〇メートルを超える地帯に広がる急斜面の茶畑で生産が始まったのは、一八五〇年代。ヒマラヤを後ろに(ひか)えた山岳地帯の涼しさ、斜面を照らす強い太陽の陽射し、比較的高湿度の気候が、だれもが世界一と納得する香りのよいお茶を育てている。育ての親は、昼夜の温度差がもたらす霧である。三〜四月の春摘み、五〜七月の夏摘み、十一月の秋摘みと一年に何回も収穫(しゅうかく)され、それぞれが微妙に味わいが異なる。とくに夏摘みのセカンドフラッシュは高級品とされ、紅茶のシャンパンと呼ばれるくらいだ。

 ウバは、インドから少し遅れて栽培が始まった。スリランカの中央部の高地で育つお茶で、セイロンティーの代表ブランド。一二〇〇メートル以上の地域にある農園からとれるものをとくにハイグロウンと呼ぶが、ウバは、このハイグロウンティーである。季節風の影響によって毎年微妙に異なる香りを放ち、その花の香りに似た刺激的なウバ・フレーバーが人気を集めている。タンニンが多くコクのある味わいが特徴で、高値で取引されているものは水色(すいしょく)(紅茶の色)も美しく、カップに注いだとき、縁にゴールデンリングと呼ばれる輪ができる。

 キーマンティーは、中国安徽(あんき)省が故郷。温和な気候のなかで育つ茶葉を発酵(はっこう)させた後、炭火で乾燥させるという製法で作られる古典的紅茶だ。白い産毛のついた若い芽と葉をそのままよった大型葉リーフティー、オレンジペコーに仕立てられ、東洋的な香りが特徴である。

世界の紅茶MAP

 年間約200万トン近くも生産される紅茶のほとんどはアジア、アフリカで作られている。

 それは、お茶の木のなかでも紅茶作りに適したアッサム種の栽培は温帯から熱帯にかけた、高温多湿で、太陽の陽射しが強い平野や山岳地帯が望ましいとされているからである。

 そして、ここからイギリスなど各国に輸出され、オークション、ブレンドなどの行程をへて、おいしい紅茶が私たちの手元に届くのだ。

 産出国には、世界一の生産量を誇るインド、優れた茶葉を生み出すスリランカ(セイロン)、お茶発祥の地である中国やインドネシア、ケニアなどがある。


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