妻の収入はできるかぎり貯蓄へ回そう
かつては、女が独立できるようになると、男を頼りにする必要がなくなって、離婚のチャンスが増えると思われた古い時代があった。今や隔世の観があるが、専業主婦がぐんと少なくなり、ほとんどの妻たちが職業をもち、パートで働くようになった。
この傾向は、男たちの価値観によるものというより女性の社会進出意識の高揚によるものだ。もちろん、そんなきれいごとではなく夫の給料で生活ができないから妻がパートで働いて家計を補うという、なんともなさけない現象によるものが大半だが、その家庭がそれで幸福になるのなら、それはそれでよい。