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性格分析が面白いほどわかる本
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生き方・教養
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青年期の「自我」は、なぜ不安定なのか?――アイデンティティーの拡散

『性格分析が面白いほどわかる本』
[編]心の謎を探る会 [発行] 河出書房新社


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 子供は、警察官の制服姿にあこがれて、「ボクは、大きくなったら、警察官になりたい」と思う。また、フィギュア・スケートの荒川選手にあこがれて、「アタシは、フィギュア・スケーターになりたい」と思う。

 だが、少年のころからの希望をかなえてプロ野球選手になった松井秀喜やイチローは希少な例であって、たいがいの人は、青年期を迎えた段階で子供のころに描いた自己像を再構築する。

 警察官の制服にあこがれていただけだったと考え直したり、フィギュア・スケーターになれるような才能がないことに気づいたりするわけだ。

 しかし、これは、人間の成長にとっては挫折を意味しない。青年期になって将来の自己像を見つめ直すのは、むしろ健全な成熟を物語っている。
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