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(2021/11/26 追記)

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人の心を見抜く69の方法
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生き方・教養
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1 自慢話を聞いてあげることも大切である

『人の心を見抜く69の方法』
[著]ISMPublishingLab. [発行]ゴマブックス


読了目安時間:3分
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 酒の席などで人が集まると、誰が聞いたわけでもないのに「うちの息子はよくできていて……」「うちは主人が社長をやっているから……」などと自慢話をしはじめるタイプの人がいる。こういう場合、周りの人間は当然面白くないのだが、あまりあからさまに無視もできないので、とりあえず「へぇ~!」「すごいですね」と無難な相槌を返していることが多いはずだ。


 しかし当の本人は、周囲が嫌々聞いてくれているのだという事実には気がつかず、ますますいい気分で自慢話を続け、さらに場をしらけさせる……。


 このように、自慢話を長々と聞かされるのは、実に(うつ)(とう)しいものである。しかし、そうやって「自慢話は嫌われる」とわかっているにもかかわらず、つい自分でも話したくなってしまうことはないだろうか。仕事で手柄をたてたときや、恋人に素敵なプレゼントをもらったときなど、自慢話になるとわかっていつつも、どうしても我慢できず、さりげないふりで人に話してしまった経験はきっと誰にでもあるはずだ。


 では、なぜ人は自慢話をしたくなってしまうのだろうか。また、なぜ私たちは自慢話を鬱陶しいと思うのだろうか。


 自慢話は、心理学的に私たちが本能的に持っている「自己愛」を満足させるためのものだと言われている。


 人は誰しも自分がかわいい生き物であり、その自己愛を満たすために、自分のみならず周囲からも褒めてもらいたい、認めてもらいたいと欲する。


 その手っ取り早い方法が自慢話なのである。自分の優れたところや価値を言葉として口に出すことでそれらを確認し、また、他人からも認めてもらえるからだ。


 一方、なぜ他人の自慢話を鬱陶しいと感じるかと言えば、それは、話を聞いている間は自分の自己愛が満たされないからだ。


 つまり、話の内容が嫌なのではなく、他人の自己愛ばかりを一方的に満たしている状況が嫌なのである。


 そう考えると、人間というのは随分と自分勝手なものに感じられる。自分の自慢話は聞いて欲しいのに、他人の自慢話は聞きたくないというのだから。


 それでは、私たちは自慢話とどのようにつきあっていけばいいのかといえば、それは、ギブアンドテイクの精神である。


 もし相手がなにか自慢話をしてきたときは、「うんうん」と聞いてあげよう。


 そしてその話が終わったときに、自分もなにか聞いて欲しい話があれば、素直に言えばいい。相手は自分の話を聞いてもらった後なので、あなたの話もきちんと聞いてくれるはずだ。


 これで、あなたの自己愛も相手の自己愛も、平等に満たされることになるのである。


 逆にギブアンドテイクを理解せず、ひたすら自分の自慢話ばかりする人は、


 次第に周りから疎まれ、話し相手を失っていくだろう。


 もちろん、全員が持ち回りで自慢話をしているだけの会合になってしまうのは困るので、引き際はわきまえなくてはいけない。


 しかし、度を越さなければ、自慢話は自己愛を満たし、精神を安定させてくれる「精神安定剤」の役目をするものなのである。


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