読みたいトコだけ買える本。
犬耳書店
初めての方へ 記事一覧 無料登録 ログイン

12/21に全サービスをRenta!に統合します

(2021/12/6 追記)

犬耳書店は2021年12月21日に、姉妹店「Renta!(レンタ)」へ、全サービスを統合いたします。
詳しくはこちらでご確認ください。

0
50
kiji
0
0
1024535
0
100万人の映画教室(上) 私の愛する映画たち
2
0
0
0
0
0
0
エンタメ
お気に入りとは?

お気に入りボタンを押すとお気に入りリストにこのページが追加されます。興味のあるページ・気になったページを後から確認するのに便利です。

お気に入り お気に入り
映画を見る若い人たちへ25の願い

『100万人の映画教室(上) 私の愛する映画たち』
[著]淀川長治 [発行]近代映画社


読了目安時間:11分
この記事が役に立った
0
| |
文字サイズ

(1)感覚をみがくために映画を見よう。〈人間は誰でも感受性を持っている。それを常に自分に知らせてくれるものを掴む努力をしよう〉。この言葉は映画を見る若い人に一番いい。
(2)何でも見よう。これは一か月に映画を三〇〇本見たということを自慢するための言葉ではない。映画を知るために芝居(舞台)を見よう。どのような芝居? 一流芝居。歌舞伎、新劇、新派、何でも見ておこう。これも感覚、感覚、感覚の勉強。
(3)そうぜいたくは出来るもんじゃない。それでは〈ぜいたく〉とは何かを考えてみよう。ぜいたく……とは感覚の富豪。これになることの必要性は三十歳、四十歳、五十歳、この年齢にいたってキモにこたえて悟ってくる。一生を貧しい感覚で終るのもよかろう。しかしその感覚の貧しさから、すべてに気がつかないで本人がいったいどれだけ他人に心の迷惑をかけているかに気がつかぬのはこれは一種の罪人である。そうぜいたくは出来ないと言って自分を感覚の貧困につき落としてしまうほど自分自身を馬鹿にしてしまっていいのであろうか。
(4)映画を見て泣きたまえ。〈人間に涙を授けたもうた神は、人間が心やさしいことを知っておられるからである〉。映画を見たり芝居を見たり音楽会で音楽を聴いたり、そのある瞬間に涙をあふらせるときほど美しいときはない。これも感覚の問題となってくる。
この記事は役に立ちましたか?

役に立った
0
残り:4816文字/本文:5380文字
この記事を買った人はこれも買っています
      この記事を収録している本
      この本で最も売れている記事
      レビューを書くレビューを書く

      レビューを書いてポイントゲット!【詳細はこちら】

      この本の目次