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映画批評真剣勝負 ぼくが映画に夢中になった日々《作品鑑賞篇》
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エンタメ
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2001年宇宙の旅 2001 : A Space Odyssey

『映画批評真剣勝負 ぼくが映画に夢中になった日々《作品鑑賞篇》』
[著]荻昌弘 [発行]近代映画社


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「スクリーン」誌の六九年三月号を開ける、と、(当然のことだが)その前年六八年度封切映画のベストテンが発表されている。トップは「俺たちに明日はない」である。二位が「ロミオとジュリエット」。そして第六位にスタンリー・クーブリック監督の「2001年宇宙の旅」が現れる。「卒業」が第四位である。――いまから、十年前。はっきり、アメリカ映画の映像が、新しい青春世代のものと変った、それは記念すべき年だった。

 このベストテンに参加した「スクリーン」執筆者二十七名のうち、「2001年宇宙の旅」に一点も投じなかった人は、半数を越えて、十四名あった。逆に、最高の十点を捧げた人が、三名いた。つまり、十年前、初公開のあと、いかにこのSF大作が賛否両論の間で評価割れの激しいまま、年を越していったか、が察せられる。「2001年宇宙の旅」が、映像芸術史上の不滅の成果であり、特に、SF映画の歩みの中では、空前(にしていまのところ絶後)の画期的大傑作と呼ぶ他ないといった位置づけが定着するまでには、このあと、長い長い時間のつみ重ねが必要だったのだ。
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