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犯罪心理が面白いほどわかる本
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エリート・サラリーマンが犯罪を犯すのは、なぜ? ●ホワイトカラー犯罪

『犯罪心理が面白いほどわかる本』
[編]心の謎を探る会 [発行] 河出書房新社


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「みんなで渡れば怖くない、という感覚がありました」

 二〇〇二年一月に発覚した食品会社の「牛肉偽装事件」にかかわったある幹部は、取り調べにさいして、そう本音を吐いたという。このひと言は、企業犯罪のなんたるかを、じつに雄弁(ゆうべん)に物語っている。

 アメリカの犯罪学者サザーランドは、その著書『ホワイトカラー犯罪』のなかでエリート・サラリーマンの犯罪の特徴は「組織的証拠隠滅(いんめつ)口裏(くちうら)合わせ」と「罪悪感(ざいあくかん)の欠如」にあるという。

 サザーランドによれば、企業犯罪は、組織的証拠隠滅と口裏合わせによって隠蔽(いんぺい)されてしまうので、ほとんどが不起訴になるというが、この「牛肉偽装事件」にかぎっては、犯罪のすべてが露見(ろけん)して、業界最大手であった当の企業が倒産に追いこまれるという前代未聞(ぜんだいみもん)のケースとなった。
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