『「いい人」をやめればすべてうまくいく! ―仕事で損をしないための25のルール』
[著]中島孝志
[発行]ゴマブックス
人品骨柄はすべてにあられます。たとえば、上司に対する態度と目下の人に対するそれとにあまりにもギャップがあるとか、納入業者への態度となると急に横柄になるとか、よくまあ、こんなに豹変できるよな、と感心するほどです。
仕事でも人品骨柄=キャラクターやパーソナリティがくっきりとあらわれます。
わたしは二十代のとき、懲罰人事で全国津々浦々の工場まわりの営業マンをしていたことがあります。トヨタ自動車の協力会社(協豊会)には隈無くセールスして歩きました。いまでも思い出すのは、紺のスーツが白くなり、いくら磨いても靴が白っぽくなってしまうこと。