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植草甚一WORKS1映画と原作について考えてみよう
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エンタメ
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「検察側の証人」の映画化 ビリー・ワイルダーとアガサ・クリスティ

『植草甚一WORKS1映画と原作について考えてみよう』
[著]植草甚一 [発行]近代映画社


読了目安時間:7分
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 ビリー・ワイルダーは目下なかなか好調だ。リンドバーグ映画についで「昼下りの情事」を監督し、これがまだ未公開なのに、早くも七月末に「検察側の証人」(註・日本公開題名は「情婦」)をクランク・アップしている。新着スチルを眺めながら、この作品にも期待したくなった。
「検察側の証人」の原作は、アガサ・クリスティが一九三二年に発表した短篇であるが、これを女史がみずから芝居に書き直し、ロンドンでは一九五三年の暮れから、ブロードウェイでは一九五四年の暮れから舞台にかけられて、ともに足かけ三年のロングランを打った。

 ワイルダーは舞台劇を映画化するにしても「第十七捕虜収容所」「麗しのサブリナ」「七年目の浮気」で見られたように、舞台の枠を感じさせない。どれにも映画の息が通っている。ところが、今度の「検察側の証人」は法廷劇であり、オールド・ベイリーの法廷で、ほとんど筋が運ばれていく。
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