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植草甚一WORKS2ヒッチコック、ヒューストンら監督たちについて
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ヒッチコック出演映画に関する考察

『植草甚一WORKS2ヒッチコック、ヒューストンら監督たちについて』
[著]植草甚一 [発行]近代映画社


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 ヒッチコック映画にヒッチコック自身が初めて登場したのは、一九二六年に監督した出世作「下宿人」(註・日本は劇場未公開、DVD発売)のときであったが、このスリラー映画は日本へは来なかった。これは金髪女ばかりを幾人となく殺したジャック・ザ・リッパーの物語で、映画は最初ナイトクラブの正面からテームズ河へと移動し、女の死体が流れていく場面になるが、その女が金髪であることを発見した新聞記者が特ダネとばかり本社へ急報すると、電話のそばにいた社の人たちは、また金髪女がやられたかと言って騒ぎ始める。もっともこの映画はサイレントであったから、ガヤガヤいう声はしなかったが、そのなかの一人がヒッチコックだった、という話である。

 このことはエスクァイア誌一月号を読んだとき、初めて知ったわけだが、いまサイレント映画だったと書いたとたんに、ヒッチコックとはいままで幾度かスクリーンのうえで会うことが出来たが、いつもきまってヒッチコックは黙りっぱなしだったことに、初めて気がついた。
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