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(2021/11/26 追記)

犬耳書店の作品をRenta!に順次移行します。
詳しくはこちらでご確認いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

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20代、結婚までに知っておくべきお金の使い方
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くらし
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2 後半戦 衣・食・住、夫のマネはしないでください(野瀬♀)

『20代、結婚までに知っておくべきお金の使い方』
[著]野瀬大樹 [著] 野瀬裕子 [発行]クロスメディア・パブリッシング(インプレス)


読了目安時間:19分
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「家賃は給料の3分の1で」を
実際やっていた僕(野瀬♂)

 僕(野瀬♂)は生まれた時から24歳までずっと実家暮らしでした。

 24歳の時に会計士試験に合格し東京の大手会計事務所に就職することになるのですが、「東京での一人暮らし」というと華やかなイメージばかりがつきまとっていました。

 関西の中でも一番の田舎ともいえる滋賀県に住んでいた僕にとって、唯一の「東京での一人暮らし情報」はテレビドラマ。都心のオシャレな2LDKくらいのマンションに住み、家の中はデザイナー家具であふれている。

 そんなテレビからの情報を信じていた僕も、実際に東京の不動産屋さんに足を運ぶと、現実を知り、がく然としました。

「キムタクや竹之内豊、深津絵里がドラマで住んでいるような家……あれは一体何だったんだ?」

 ドラマに出てきたような立地、広さ、綺麗なマンションに住もうとすると、家賃は20万円くらい。とてもじゃないけど新入社員が住める価格ではありません。

 ドラマは偽情報だったとして……じゃあ、いくらくらいの家にしようか。

 そんな時に、飛び込んだ不動産屋さんで言われたのが例のセリフ。

「だいたい月収の3分の1が家賃の目安と言われておりますので」。

 僕は「そうなんですね!」と目安をいただいたことに喜び、キムタクの部屋はあきらめたものの、とりあえず「月給の3分の1」のマンションを契約しました。2LDKとはいかないものの、都心とは言えないものの、1Kで駅から3分程度の好立地です。

「よしよし。イメージとは違ったけど、とりあえず一人暮らし開始だ!」

 こうして東京1年生をスタートさせました。

 しかし、毎月月給の3分の1を自動的に持っていかれるこの「家賃」というシステム、実に苦しい。自動引落にするとまるで給料が3分の2になったように感じます。

 どうしてこんな苦しいことになったのか考えてみましょう。

 理由は2つ考えられます。

○1 そもそも家賃負担そのものが重すぎた

 賃貸物件を紹介する不動産屋さんの報酬は、成功報酬制でだいたい家賃の1カ月分〜1・5カ月分です。

 つまり、仮に報酬が家賃1カ月分だとすると、家賃8万円の部屋を契約すれば不動産屋さんは8万円もらえますが、家賃5万円の部屋を契約したならば5万円しか儲からない仕組みなのです。

 となると、より高い8万円の部屋を案内したくなるのが不動産屋さんの本音になります。そんな不動産屋さんが主張する「給料の3分の1が家賃の目安」という言葉、皆さんは信用できますか?



○2 トータルコストの問題

 これは前半戦でもお伝えしましたが、家という家計の大枠が決まってしまうと、自然にその他大勢の家計の金額が決まってしまいます。

 僕の場合、給料の3分の1で比較的広めの家に住んでいたので、いろんな買い物をしてしまいました。

 デスクトップのパソコン26万円(当時そんなにパソコンを使わないのに)、電子ピアノ25万円(仕事が忙しいからほとんど使わず)、そして6000円の本棚を買い、棚がスカスカだと寂しいのでスペースを埋めるための本……。

 やはり、家が大きくなるとそのスペースを埋めるための出費もどんどん大きくなってしまうのです。

 しかも、現在日本には600万戸の空き室があると言われています。

 さらにその空き室は年10万〜20万戸のペースで増え続けています。

 部屋が余っているので、当然家賃も下落傾向にあります。
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