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(2021/11/26 追記)

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僕たちは知恵を身につけるべきだと思う
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第7章 人の上に立つ

『僕たちは知恵を身につけるべきだと思う』
[著]森田正康 [発行]クロスメディア・パブリッシング(インプレス)


読了目安時間:22分
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君は「俺の屍を越えてゆけ」と言えるリーダーになれるだろうか
上に立つ者の5つの条件

Who's gonna make new era?

中間管理職の挫折と悲劇


 人の上に立つ、リーダーになるというのは、最初に「死ぬ」ことだと思っています。

 死ぬ、というのは年齢的な話もありますが、ビジネス面での能力や知識、総合的な可能性など、歳を重ねるとできないことがあります。若い人間にしかできないことが出てくるのです。

 リーダーは最初に死ぬ。であれば、「俺の屍を越えてゆけ」という言葉のとおり、社員にはできるだけ自分を踏み台にしてもらい、能力を身につけてもらい、次のステージに飛び立っていって欲しいと僕は常々願っています。

 しかし、優秀な人ほどマネジメントで失敗するというのは、ビジネスに限らず古今東西の例にも見られます。

 たとえば秀吉の右腕として活躍した石田三成は、淡々と業務を遂行する姿勢が上司(秀吉)には評価されたのですが、一方で周囲の人と仲良くなろうとしませんでした。

 そのため人気が全然なく、天下分け目の「関ヶ原の戦い」では、数で勝っていたにも関わらず、味方が人望のある家康側にどんどん寝返ってしまったのだそうです……。

 そんな例からもわかるように、プレイヤーの時というのは「営業で成績を残す」など、一芸に秀でていると優秀だと言われやすいものです。

 しかし実際上の立場に立つようになると、単に「営業ができる」だけでは失敗します。これは、十中八九そうなのです。どうしてそうなってしまうのかと言うと、リーダーとしての資質と、部下としての資質はまったく異なるからです。

 リーダーに必要なことは、次の5つだと思っています。




  1.忍耐力

  2.上司は必ずしも万能ではないことを知る

  3.上司しか知りえない知恵を与える

  4.部下に足りていないことを任せて覚えさせる

  5.決断をする




 ある人が、こんなことを言っていました。
「仕事のできないやつに働かれるほど迷惑なことはない」。

 昔はその意味がわかりませんでしたが、自分が実際リーダーになってみるとわかってきます。「何でそうなるかなぁ?」という、部下の仕事のやり方に対してイライラしてくるのです。
「何もしないでただ座っててくれた方が売上が減ることはないから、できることならじっとしていて欲しい」。そんなことを言う人もいるくらいです。
「なぜ、部下は自分の思うとおりに行動してくれないのか?」とフラストレーションがたまってきて、きつく当たって、部下が逃げていく。

 でも、「部下が思うとおりに動かない」のは、あたりまえの話なのです。

 経験値の違いもあります。そもそもの能力の違いもあるでしょう。


 そこは、リーダーに必要な能力その1.「忍耐力」です。

 必要以上に口を出さず、見守るということが必要になります。部下に結果を求めるのも必要ですが、頑張っている部下を否定できるでしょうか? 僕は、「したくない」と思っています。部下の努力を否定する上司にだけは、なってはいけません。

 重要なのは、その相手の目線になることです。人にはそれぞれ違いがあります。

 三国志のゲーム(「無双」じゃなくて元祖シミュレーションの方)でたとえるなら、武力が100の呂布や関羽みたいなのもいれば、知力の高い諸葛孔明や、人徳の高い劉備、はたまた武力、知力、人徳のバランスが取れた孫権みたいなキャラクターもいるわけです。

 呂布や関羽が敵武将と闘う時には当然、「勝つだろう」という期待をしていますし、一方、劉禅みたいなどうしようもないキャラには「君は負けてもしょうがない」と期待も低くなります(何のことだかわからない方はすみません)

 言いたいのは、「この人ならこのくらいできていればOKだよね」という人それぞれのラインがあるということです。

 その人のできることや、できないこと、できるできないのレベルの差、経験の差、容姿などなど、すべては違いに過ぎません。それこそ、個性です。
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