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日本列島心霊怪奇スポット
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エンタメ
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霊を甘く見ると生命を落とすこともある!――まえがき

『日本列島心霊怪奇スポット』
[著]新倉イワオ [発行] 河出書房新社


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私はこれまで日本や海外の「心霊スポット」と呼ばれるところを数多く回ってきた。日本においては、それこそ北は北海道から南は沖縄まで、訪れた場所は数えきれない。
そのうちの多くは、テレビの心霊番組や私自身に寄せられた心霊体験などの情報をもとに取材しにいったものである。
橋やトンネルのたぐいとは違って、プライバシーにかかわるという理由で一般の方には公開できない場所も多く、そういったものも含めると、日本全国いたるところで、昼夜の別なく、たえず霊現象というものが起きているのだということを痛感する。
外国でも、数多くの国の心霊スポットを訪れている。アジアでは、台湾、香港、シンガポール、フィリピンなど。ヨーロッパではイギリス、フランス、オランダ、イタリア、ドイツ、オーストリアなどで取材している。
しかし、国の内外を問わず、行けばかならず霊にお目にかかれるスポットなどというものは、なかなかあるものではない。それでも多くの取材を通して、私は霊の存在を確信している。それはなぜか?
多くの体験談を総合し、その土地の歴史や出来事を調べていくと、偶然では片づけられない奇妙な符合や因縁が発見されることがある。それは霊能者による霊視がきっかけになることもある。ときに二〇〇年も三〇〇年も昔の出来事が霊能者には見えてしまう。
「霊能者にしか見えないなんて、適当なことをいっているだけに違いない」と思う方もいるだろう。しかし、その出来事を地元の人に聞いてみると「どうしてそのことを知っているのですか? どこで調べたのですか?」と逆に問われ、驚かされることが数多くあるのだ。
心霊に関心をもつ方ならば、これらのスポットに足を運ぶだけではなく、その土地の出来事や歴史といったものを調べることで、はじめて心霊現象といえるかどうかを検証することができるのだ、ということを知っておいていただきたい。
ただし、やはり場所によっては、かなり凶悪な霊動があらわれていると思われるところもある。このようなところには、できるだけ足を踏み入れないようにするのが無難だろう。
こういった心霊スポットといわれる場所に、やむをえず足を踏み入れる場合、とくに注意していただきたいことがある。
まずは油断である。けっして霊を甘く見るなということだ。お守りに塩をもって、いく先々でまいて清めたり、般若心経(はんにゃしんぎょう)をもつ、読むなど、身を守る方法はいろいろあるが、「バカバカしいよ。霊や(たたり)なんて、あるわけないよ」とナメてかかった人が、真っ先にやられるということだ。
お守りをもっていれば大丈夫だとも限らない。経験豊かな霊能者でさえ、悪霊に()かれて、のたうち回ってしまう光景を何度もみてきた。もし、そんな強い霊がひそんでいるところに足を踏み入れてしまった場合、心霊に知識のない人なら生命を落とす危険性さえある。
霊がもつ強いエネルギーは(はかり)知れない。何をしてくるかわからないところが恐ろしいのだ。健康をむしばむのか、息の()をとめにかかってくるのか、生活を乱してやろうとするのか、想像もつかない。色の道に狂わせてやろうとすることもあれば、博打(ばくち)に狂わせてやろうとすることだってある。
霊を甘くみるということだけは、どんなことがあっても避けてほしい。
それともうひとつ「霊はかつて人だった。生きていた」ということを忘れてはならない。その場所には、いろいろな苦しみ、悲しみを抱えて漂い、あるいは()み着いている霊もいるだろう。相手は人間なのだという気持ちで、礼儀やエチケットをわきまえるということが肝要(かんよう)である。
読者の皆さんには、これらのことを心に留めたうえで本書を読んでいただければ幸いである。
本書の執筆にあたっては、私自身が取材して知りえた情報をはじめ、私自身に集まってきたさまざまな情報、雑誌や本などで紹介されている情報をつぶさに比較検討した。そして、私の二八年間の経験からの、私なりの霊現象に対する解釈で解説させていただいた。
また、霊能者の石崎恵宝(えほう)さん、吉沢妙岳(みようがく)さんには、貴重な情報を提供していただきましたことを感謝いたします。

新倉イワオ


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