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年収と仕事の効率を劇的に上げる 逆算力養成講座
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第3章 あなたの逆算力を鍛える

『年収と仕事の効率を劇的に上げる 逆算力養成講座』
[著]山崎二三代 [著] 山崎隆弘 [発行]クロスメディア・パブリッシング(インプレス)


読了目安時間:31分
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知らぬ間に逆算しているようになろう



 今まで見てきたように、“逆算力”を使っているのとそうでないのとでは、目標達成のスピードと質と量が違ってくるのだ。人が集まってくるのだ。

 ならば知らぬ間に“逆算”していることをもっと意識して、大きな目標のために使いこなせるようになろう。それがあなたの年収、ひいては人生を左右することになる。

 この章ではあなたの“逆算力”を鍛えていきたい。かと言って大げさなことではない。日常の中でそれを意識するのだ。何もアメリカに行ってMBAを取る必要もない。資格を持っていることと“逆算力”を身につけることとは何の関係もないのだ。


 例えば、あなたには兄弟がいるだろうか。幼いころ、弟、妹たちが泣き出したとき、親に「お兄ちゃんでしょ!」という理不尽な理由で親に叱られた覚えはないだろうか。たとえ彼らが本当に涙を流していなかったとしても、理屈抜きで怒られる。彼らは幼いながら親の行動をよく見抜いて、「こうすればお兄ちゃんはお母さんに怒られてボクをかばってくれる」ということをよく知っているのである。大げさだが彼らなりに「こうすればこうなる」という勝利のパターンを知っているのだ。

 この場合、自分を叱る親やズルい弟、妹に対して感情的に怨みを持つものではない。もともと世の中は理不尽なのである。女性であることで能力がありながら昇進できない人がいる。2人の上司の意見の狭間で振り回されることもある。受付係りは美人と決まっている。ある日突然、会社が倒産し職を失うこともある。数え上げたらきりがない。理由にならない理由がまかり通っているのが世間だ。


 冷静になって日常どこでも繰り返される勝利のパターンを観察するのである。ちょっとしたことにも「あれ、これってひょっとしてギャクサン?」と思って意識してみよう。そしてあなたもどんどんと逆算していって欲しい。真正面からがむしゃらに頑張るのではない。もっと頭を使おう。もっと受身を取ろう。ポイントはコツコツとゼロから積み上げないこと。膨大な時間が掛かりすぎる。その割には達成できることが小さく少ない。どこから逆算するのか「出口」に立ち考え抜くのだ。

 それでは第1章で紹介した“逆算力7つのロジック”を一つずつ鍛えていきたいと思う。

何に挑戦するか出口(目標)を決める



 この本の冒頭での質問を思い出して欲しい。
「あなたがもし1200万円稼ぐのならどの所得で稼ぎたいのだろうか?」。もっと詳しく聞くと、「そのときあなたはどこに住んでいる?」「どんな車に乗っているの?」「稼いだお金でいったい何がしたいの?」と、とにかく自分に質問をして思いつくまま書き出すことだ。どうせ誰にも見せないノートだ。


 例えばこんなことが言える。以前よりアプローチをかけていた会社への自社商品をプレゼンする機会が、明日与えられたとする。そのときの目標はただ一つ。気難しそうな相手の社長の首を縦に振らせることである。クロージングである。

 このイメージを描くことができないと、おそらくあなたの「出口」は「明日までに抜かりなく、与えられた時間内で発表できる自社商品のプレゼン資料を魅力的につくること」もしくは、「上司に叱られないようにソツなくこなす資料をつくろう」になってしまう。それではプレゼンが終わった後、相手の社長から「キミ、パソコン操作、上手だね。一晩で仕上げたのか・・・。ところでいったいその画像、どこからダウンロードしたの?」という質問で終わってしまう。


 では、この両者の結果の違いはどこから来るのか。明らかなように「出口」の設定がまったく違うのだ。前者はクロージングを目標にした。後者は資料づくりを目標にした。しかし、実は優秀な営業マンなら誰でも知っているプレゼンの具体的な「出口」があるのだ。“クロージングイメージ”であるのだ。

 彼らは自社商品を使ったお客が持つ「完成図」をプレゼンすればよいことをわかっているのである。決して商品をアピールしない。お客の「出口」のイメージを先回りしてプレゼンすればいいことを知っているのだ。この商品を使えばどれだけあなたは便利で快適になるのかを、あなたが抱えていた問題が一気に解決した姿を見せてあげているのだ。

 やはり、ここにも“相手からの逆算”が伺える。決して自己満足の自分中心の仕事ではないのである。相手が望んでいることから逆算をしているのである。

 こうなってくると、人の役に立ちたいという気持ちに火が点く。

 あるプロジェクトを任されたとき、自分1人でした方がスピード、質、量ともより高い水準で、しかも生産性が極限に上げられるかどうかを考え始める。プロフィットチームを組んで人を巻き込んでした方がより良いのか、仕事に取り掛かる前に考え始める。だんだんと、自分よりもお客の存在の方が大きくなっていく。問題解決のために夢中になってくるのだ。そして、自分にとって何が必要で、何がいらないことかがわかり始める。一からコツコツしなくなる。

【問題】次の□の数字を逆算して欲しい。


  100 64

  (□ 8)× ÷

  2


     答え 36 10 


 これはまさしく「逆算問題」である。式の答え「出口」がわかっているから解けるのである。

 実は仕事の結果はやる前からわかっている。結果は、あなたがしっかりと完成図をつくり上げているかどうかである。
「なんとなく」始めたことは「それなりに」終わり、「やれ」と言われて始めたことは「やらされた」で終わるのである。そして、「やる」と決めて始めたことは「やった!」で終わるのである。


“逆算力”パワーアップ その1
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