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植草甚一WORKS4この映画を僕はこう見る
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エンタメ
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「ラジオ宣伝屋」The Hucksters

『植草甚一WORKS4この映画を僕はこう見る』
[著]植草甚一 [発行]近代映画社


読了目安時間:8分
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 クラーク・ゲーブル主演の新映画「ラジオ宣伝屋」は、昨年の七月中旬にニューヨークで封切られたメトロ社の大作で、いろいろな点で評判になった作品である。どんな点で、この映画が評判になったか、そして、どんな筋であるか、それを次に記してみよう。

 まず第一に、映画の原作小説が非常に評判となった。小説の題名は映画と同じように「ハックスターズ」――かりに訳したのが「ラジオ宣伝屋」――といって一昨年の中旬にアメリカで出版され、もちろん、すぐベストセラーとなったが、特に売行きがよかったのはピリっとした風刺が非常によく利いて痛快だったからである。作者はフレドリック・ウェークマンという新人で今年三十八歳であるが、この小説によって一躍人気の王座を占めてしまった。彼は二年前に「上陸許可」という題名の賜暇で戦地からニューヨークへ戻った二人の男の滑稽な体験談を綴った処女作を出し、劇化上演されるなどしていくらか評判となったのであるが、この小説はあまり面白いとは言えず、二流作品の域を出なかった。
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