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女医・玲子の診察室の困ったさんたち
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勝手な判断で漢方薬をのむのは逆効果のことも

『女医・玲子の診察室の困ったさんたち』
[著]橋口玲子 [発行] 河出書房新社


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 近ごろは、漢方薬がちょっとしたブーム。薬局にも、漢方薬を置いているところが多い。そのなかでもポピュラーなものの一つに、「八味地黄丸(はちみじおうがん)」がある。

 だが、この八味地黄丸、じつは万人向けではない。漢方で「腎陽虚(じんようきょ)」と呼ばれる状態の人にはよく効くのだが、逆の「腎陰虚(じんいんきょ)」の人には逆効果となる。

 漢方では、「腎」は、生殖能力あるいは生命力のおおもとと考える。
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