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宇宙人は本当に実在する
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6 動力源は、わずか223グラムの「元素115」 UFOの推進システムがここまで解き明かされた!

『宇宙人は本当に実在する』
[著]矢追純一 [発行] 河出書房新社


読了目安時間:25分
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突然S―4に招かれた秀才科学者


 ウルフ博士がいたことのあるという地下の秘密基地S―4で、UFOの推進装置の研究に携わったという科学者がいる。ロバート・ラザー博士だ。

 博士はカリフォルニア工科大学で電子工学、そしてMIT(マサチューセッツ工科大学)で物理学を修め、博士号を取った。その後、民間企業のフェアチャイルド社に勤めたあと、ロスアラモス国立研究所の中間子物理学研究施設に勤務、宇宙で使用する高エネルギー粒子ビーム加速機、つまりSDIの宇宙兵器の研究に携わったという秀才科学者なのだ。

 だが、ご多分(たぶん)にもれず、博士の記録は、ほとんどが抹消されてしまっているという。そのラザー博士をラスベガス近郊の自宅に訪れた。

 家の前庭にあるガレージには、スポーツカーが2台置かれ、ロケットの一部と思われる砲弾型の巨大な物体が横たわっていた。博士はS―4での秘密を暴露したあと、私生活のスキャンダルを暴かれ、ついには家庭崩壊にいたった。夫人とも離婚して、いまは独身生活を余儀なくされているという。

 ラザー博士は、年のころ40代のなかばくらいか。細面(ほそおもて)の聡明そうな顔立ちに、黒縁(くろぶち)のメガネをかけている。早口だが、教養を感じさせる英語で、話にむだがない。
「ことのはじまりは、1982年の6月28日。ひょんなことから、水爆の父といわれるエドワード・テラー博士と話をする機会がありました。そのときは、お互いに興味をもっている科学的な情報をほんの少し話し合い、あわせて、わたし自身がロスアラモス研究所で兵器部の仕事をしていることを話しただけでした。その後、1988年になって突然、ネリス空軍基地内にあるS―4という施設から、科学者として働かないか、という申し出がきたんです。条件が良かったのと、おもしろそうな研究課題だったので、勤めることにしました。

 その年の12月のことですが、日時を指定されてロサンゼルスのマッキャラン空港に来るようにいわれました。そこには標識も何もついていないボーイング737が待機していて、ほかの職員たちと一緒にそれに乗り、例のエリア51の滑走路に着陸しました。そこのカフェテリアでしばらく待つようにいわれたあと、窓を全部黒く塗りつぶしたバスに乗せられ、5キロほど山裾(やますそ)を回っていったところにあるS―4と呼ばれる秘密施設に到着したのです。

 まず、最初に目にしたのは、9つもある奇妙な格納庫のドアでした。それらは、山腹をくり抜いてつくられた格納庫と施設を覆い隠すように、斜め35度に傾斜してつくられ、山肌と同じ色合いにカモフラージュされていました。おそらく、人工衛星からの偵察を防ぐためだろうと思いました」

 その脇にあるドアを入って、しばらく行ったところに博士のためのオフィスが用意されていた。3人の武装した警備員に取り囲まれてオフィスに入ると、机の上に、おびただしい数の書類の山があった。初日はそれにすべて目を通すのが、仕事だと言い渡された。概況(がいきょう)説明書だけでも、おそらく120件分はあったという。
「わたしは、そこではじめて、アメリカの軍部がいくつもの宇宙人のUFOを回収し、それを隠しもっていることを知ったのです。そして、彼らが宇宙人の死体を解剖したことも……」

 そこには、解剖報告書と一緒に、写真が貼付されていた。それは解剖台の上に横たえられ、いわゆるみんなが“グレイ”と噂しあっている宇宙人に似ていたという。白黒の写真だったが、髪の毛や体毛は全くなく、異常に大きな頭と、栄養失調のようにやせ細った体に細い手足がついていた。目は異様に大きく、頭が顔のほとんどの部分を占めている。

 鼻や口は下のほうに小さくついているだけ、という感じだった。ほかにも、台の上にのせられた宇宙人の臓器らしいものがいくつか写っていて、それぞれに重さや密度、寸法、解剖所見(しょけん)などが書かれていたという。
「どれも、わたしがはじめて見るものばかりで、吐き気をもよおしそうになりましたが、わたしの本来の任務は軍の秘密兵器の研究と聞かされていましたので、なぜこのようなものを見せられるのかがわかりませんでした。でも、警備兵たちに聞いても、ただ首をふるばかりで、要領をえません。わたしは義務的にザッと目を通しただけなので、詳しいことは覚えていませんが、その時点で、わたしを雇った連中は、この宇宙人のもたらしたUFOの推進力の研究、開発をしようとしているのだろうと予想がついたのです」


円盤は直径16m、高さ5mくらいだった
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